住宅建築金物メーカーのカナイさんより、新商品としてご案内をいただいていた「アタマの大きなN50釘」のサンプルを金井常務より手配いただきました。
左の黒いものが一般的なN50のロール釘(コンプレッサーで機械で打つのがロール釘)で、右の緑色がN50規格で最大値の釘頭で製造したN50釘です(市販化では色は黒くする模様)。
色はともかく違いが判りますか??
近くによるとこの様な感じです。
微妙ですが緑色の方が丸が大きいのです!!
杉材を下地にラーチ構造用合板を打ち付けた様子です。
同じ合板を止める場合でも下地となる木の樹種の密度によって釘の入り方は変わります。
まためり込み過ぎると構造の場合は必要な耐力が得られない事も分かっております。
普段は下地や打ち付けるものに応じて空気圧を調整したり、機械に専用の調整器具を付けたりしながらめり込みを抑えるように施工をしています。
今回は黒いN50を打ち付けるとめり込む(写真の上)空気圧のままアタマの大きなN50釘(写真下)と打ち付けてみました。
見事にめり込みが防止されております!
次回は下地の樹種を変えて色々と試してみようと思います。