チェック漏れをしておりましたが、2020年1月付で「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」が改訂されており、第2版となっております。
太陽光発電システムを設置されており、点検を専門事業者に依頼されていない方は事故防止のためにも改めてガイドラインの確認とともに、直ぐに実施を行うようにしましょう。
また法令上も設置者に保守点検義務が課されておりますので注意が必要です。
ガイドラインに示されているおおよその内容としては、以下の通りとなっております。
1.設置者(住宅では施主になります)は毎月1度の点検。
2.台風や雷など自然現象後にも点検実施。
3.設置から1年目、それ以降は4年以内に専門事業者による点検実施と点検記録管理。
電気工事資格と共に専門性を要求される保守点検となりますので、青木工務店では設置を行った施工業者で行うことを基本に、点検を行う専門事業者をお客様にご紹介する体制をしておりますので、点検について委託先が決まっていない方はご相談ください。
なお、パネル設置状況によりますが点検の際には多くの場合は高所作業となりますので通常は足場が必要となります。
併せて他の部分なども行う点検なども検討していただいた方が良いでしょう。
ところで、多くの場合はこの点検がコストの関係で実施されていないと考えられます。
この分野で著名な学者さんの本にも残念ながらこのコストが十分に反映されていないままコスト比較をされている状況です、、、、。