SDA教会棟の屋根形状

先週8日月曜日はSDA教会棟現場に訪れました。

屋根は下葺きまで完了し、南面の特徴的な「鳩小屋」も取り付けられました。

雨仕舞いには特に注意をしていく部分です。

2階の水平構面補強部分です。

耐火帯となる部分は重量も増え、またその分だけ水平構面への負担も大きくなるのですが、野地板と垂木だけの補強では足りないので2階梁桁レベルでの補強としました。

ロフトのようですが、規定の構造用合板と釘を利かせるための下地だけで考えております。

西側の大きな部屋も同様の方針の補強をしております。

鉄骨やRCのスラブに比べて木造は水平構面が弱い傾向があります。

解析をしていくとそれが顕著なのですが、必要な補強で他の構造以上に強くなります。

これまで多くの木造現場を見て学んできたことが青木工務店の現場で結実されていく事が何よりも感慨深いです。