ようやく気持ちよく晴れた昨日は、旭区で施工中のSDA教会棟に行っておりました。
外部は下地のモルタル塗りの1回目が施工中です。
しっかりと厚みを持たせて塗る事で割れにくく防火上も安心な丈夫な外壁ができてきます。
左官屋さんは一日でどこまで塗るのかを考えて施工します。
平面的な継ぎ目は好ましくありません。
普段の住宅よりも当然に外壁の面積が大きいので、施工する部位に応じて応援の左官屋さんの人数を調整しております。
私が信頼する協力会社の一人です。
室内は壁ボードまで進んでおります。
耐火施工を優先すると壁勝ちで施工する方が整理はしやすいです。
来週から大工以外の手で天井下地とボードが施工されます(楽しみです!)。
トラスはそのまま見え母屋下でボードが張られます。
そうするとトラスがよりくっきりと浮かび上がりますね。
張り出した妻面の壁は排煙窓対応と(悪しきと私は思っている古い法令の)木造だけの小屋裏隔壁対応です。
既定の距離以内にすることも加味しつつ自然な仕上がりとするためのひと手間です。
さすが、青木工務店の大工です。
上手に下地を組んでおります。
見える断熱材は準耐火構造とする為の断熱材で外皮断熱用ではないのでベーパバリアまでは不要。
比較的ラフに施工できます。
耐火室となる4部屋は告示木造耐火に入口扉にもスチールドアとなります。
法令によるものではなく、用途から決めたものでした。
こういったドアが入るだけでまた雰囲気が変わります。
できれば温度ヒューズで自動に閉まる様にしたかったのですが、文化シャッターさんで以前不具合があったようで特別対応はできませんでした。
ストッパーはくさびでアナログ対応になります。
ホールではエレベーター工事も進んでおりました。
確実に工事が進んでおります。
来月は関係者向け構造見学会を開催。
住宅技術でここまでできる、という事をもっともっと広く知っていただきたいです!