応急修理の講習

月曜日は希望ヶ丘のポリテクセンターに終日おりました。

全木協神奈川県協会主催で応急修理の講習会です。

私は協会会長としてホスト参加です。

講師は災害派遣のエキスパートであるNPO法人災害救助レスキューアシストの川島さん、神奈川県庁住宅計画課の一下さん、スーパーブルーシートの件でタジマルーフィングの猪野さん、全木協千葉県協会の竹脇会長にお越しいただきました。

川島さんはこれまでの沢山な経験から具体的なお話があり私もとても興味深く聞いておりました。

救助者は臆病で良い。

自らの安全を第一にというのは正にその通りだと思います。

ロープワークについてはまだまだ色々と聞いてみたいです。

私も自宅にロープワークの本を買って試していますが、やらないと忘れてしまいます。

いずれ子供達と遊びながら復習していきたいです。

竹脇さんからは令和元年台風での千葉県の被害は報道された通り甚大なものでした。

その対応を千葉県、国交省と繋ぎながら千葉県協会は応急修理にあたりました。

私も沢山の資料を参考に見せていただいております。

場所を講義室から実習室に移動しました。

屋根の模擬台を作成して田島ルーフィングさんの商品、スーパーブルーシートの実技講習も行いました。

瓦桟の天端に合わせてつつ瓦の下に挿すように合板を貼り、よく伸びる幅広の防水テープの下葺きをします。

その上にスーパーブルーシートを張ります。裏面は接着性があり、表面は滑り止めの処置がされています。

最後に棟まで被せ、取り合い部は劣化を遅らせるため専用のシーリング剤を施工して完成です。

全木協ではこうして毎年色々な機会で会員向けの講習を行なっています。

一歩一歩体制強化を推し進めていきます!