新潟県十日町市の富士木工さんから今年の新米をいただきました。
ここ数年は毎年この魚沼のコシヒカリを分けていただき家族の胃袋に納まっております。
富士木工さんが所有する畑で委託生産されているものです。
純粋な魚沼産コシヒカリは最高の贅沢です。
このお米でいつも思い出すエピソードがあります。
大学生の時に一人暮らしをしていた時です。
母が富士木工さんのお米を送ってくれて「美味しかったからまた送って」と頼み到着したお米の味がなんか違う。
母に連絡したら「やっぱりわかったか?」と違うコメを送ったようでした。
食いしん坊だった母は息子に送るのが勿体無いと思った様でした。
私はいつも玄米でいただいているので、食べる分を精米してご飯を炊いております。
コイン精米機だと他の人のお米が混じってしまうときいているので自宅用に精米機を買って使っています。
週末に精米していますが、お米を研ぎ炊くのは大体私の仕事です。
精米機もお米の銘柄と精米の度合いは好みで選べます。
楽なのは無洗米ですが削り過ぎてしまいます。
やはり白米で精米するのが一番だと思います。
普段の精米済みのお米よりも研いでいて研ぎ汁が真っ白になるのは余分に精米していないからなのでしょう。
手間が少しかかっても美味しいものを美味しくいただきたいです。
今回もこんなに美味しそうな御飯になりました。
子供たちもこの御飯の時は食べっぷりが違うので見ていて気持ちが良いです。
おかずはできるだけシンプルなものが合います。
カレーにはもったいないです(笑)
このブログでも書きましたが、今年富士木工の高橋社長が他界されました。
我が家の子供たちにも優しく接して地元の色々なところを案内してくれた優しい社長でした。
それから初めての新米はご遺族から届いたものです。
そんなこともあって今年の御飯はまた例年とは違う味わいになりました。
天国でもにっこりとほほ笑んでくれているでしょう。合掌。