今日で終戦から80年を迎えました。
日本は太平洋戦争以降、戦争が起こっていない事は国民の努力、日本国の外交努力などの結果であり日々の生活に感謝しますが、現在においても戦闘状態の場所がいくつもあること、そしていつ安全の均衡が破られるかもしれない状態がすぐそばにあることなど気がかかりな事ばかりです。
子供のころ読んでいた架空の国の内乱を描いた航空漫画「エリア88」の登場人物のセリフに「安全は確保できても平和は難しい」というものがありました。
安全は個単位、平和は世界中の状態を示していたと思います。
身近な人がこの先も安心して暮らせることが最低限の願いです。
生前祖父の廣吉とは戦争時の話を良く聞いていました。
兄弟の中でも私が一番祖父と話していたと思います。
工兵として東南アジア諸国を回り戦地に橋や道路を整備していたようです。
現地でマラリアにかかり帰国、そのまま終戦を迎えたと言っていました。
戦後は戦争中に訪れた場所に旅行に良くいっていました。
祖父は終戦の日が誕生日なので、終戦を迎えたのは30歳そこそこだったと思います。
遺品の中には軍隊手帳がありました。
終戦を迎えた日、祖父はどんな気持ちだったのか、今を思えばもっともっと聞いておけば良かったです。
私が聞いた範囲で、また子供たちには語り伝えていきたいと思います。