「青木工務店」カテゴリーアーカイブ

よらば大樹

青木工務店の中庭にあるシンボルツリーはクスノキです。

クスノキは長寿命の木で大木になります。

神社などに大楠などよく見かけますよね。

恐らく父が決めたのだと思いますが、会社の永続を願っての事でしょう。

この建物の竣工時に植えられました。 続きを読む よらば大樹

終戦から80年

今日で終戦から80年を迎えました。

日本は太平洋戦争以降、戦争が起こっていない事は国民の努力、日本国の外交努力などの結果であり日々の生活に感謝しますが、現在においても戦闘状態の場所がいくつもあること、そしていつ安全の均衡が破られるかもしれない状態がすぐそばにあることなど気がかかりな事ばかりです。

子供のころ読んでいた架空の国の内乱を描いた航空漫画「エリア88」の登場人物のセリフに「安全は確保できても平和は難しい」というものがありました。

安全は個単位、平和は世界中の状態を示していたと思います。

身近な人がこの先も安心して暮らせることが最低限の願いです。

生前祖父の廣吉とは戦争時の話を良く聞いていました。

兄弟の中でも私が一番祖父と話していたと思います。 続きを読む 終戦から80年

旧本社ビルの看板

水曜日には大和南の旧本社ビルにあった青木工務店の看板を下ろす作業を行いました。

古いお客様は青木工務店といえば天満宮の近くの、、、とこちらをイメージされる方もまだおられます。

看板の文字もレトロですね。

この建物も45年余りが経過しております。

大規模地震時には看板が落ちてしまう事はないか点検をお願いしたところ、不安が残る状況だったので今回思い切って下ろす事にしました。 続きを読む 旧本社ビルの看板

クスノキ

青木工務店の中庭にあるシンボルツリー、クスノキは常緑樹です。

この社屋が竣工したころは外階段の庇ぐらいの高さだったと記憶しておりますが成長が早いクスノキはぐんぐんと伸びて3階を超し、そこから枝葉を広げて成長を続けております。

道路を走っていてもこのクスノキは目立ちます。

常緑樹なので年中葉を落とすのですが、この時期は新緑への準備なのか少しの風でこの通りの状態になります。

初夏には黄色い花が咲きやがて落とします。

秋には黒い実がなりそれもまた落とします。 続きを読む クスノキ

父の命日

日曜日は父の命日で、前日のうちにお墓掃除に行っておりました。

父が亡くなって4年、父のライフワークはJBNとなって全国の工務店の手で引き続き運営がなされております。

先輩方から今でも父の話題が出る事は息子にとってもありがたいことです。

お昼にはお墓参りで父の盟友でJBN副会長の和田さんとご子息の桃介さんが来てくださいました。 続きを読む 父の命日

明日から10月です

お盆休み明けから、新たに住まいを検討されている方が廻りに増えているなと感じます。

非常事態宣言、自粛からの反動もありますが、テレワークで自宅にいる時間が長くなったこと、家族とこれからについて話す機会も増えたからという事もあるのではないでしょうか。 続きを読む 明日から10月です

両親の法事

日曜日は菩提寺の佛導寺さんで母の七回忌、父の三回忌と合わせて法事を行いました。

私は施主なのでホスト役。三月は祖母やお世話になった方も亡くなった月。

季節の変わり目という事もあるでしょうが、多いですね。

一緒に行う事は夫婦仲は?だったので母は本望ではないかもしれませんが(笑)残されているものの都合です。

山口花屋さんにお花を届けていただき、父が好きだった黄色い花、母の好きだった色のトルコキキョウを供え、また二人が好きだった食べ物を兄弟で色々と持ち寄って祭壇に上げました。

伊藤住職の御経は心地よく、子供達も大人しくしておりました。いつもありがとうございます。

外は冷たい雨。 続きを読む 両親の法事

どっち派⁈

バレンタインデーでは寂しいだろうからと妻がたくさんチョコレートを買ってくれました。その一つ、きのこの山です。

明治さんはたまにあなたはどっち派?と『きのこの山』と『たけのこの里』の投票をしていますが、いつもたけのこの里が勝っているみたいですね。私は断然にきのこの山なのです。

久しぶりに箱を開けたら、このような案内が。 続きを読む どっち派⁈

形見分け

父の形見分けで、長年愛用していた腕時計を貰いました。50年前のロレックスで、祖父から就職した頃に買ってもらったと生前聞いた記憶があります。

色々腕時計はもっていましたが、これ以外はほとんど身につけていませんでした。今回、いつもスピードマスターのOHでお世話になっているフジモトさんにこの時計もOHをお願いしてしっかりとメンテナンスをしていただきました。

万年筆も3本分けてもらいました。昨年の古希で 続きを読む 形見分け

祖父から孫へ、最期の贈り物

長男、達也用の五月人形の兜が届きましたので早速自宅に飾りました。

生前、父がセレクトしていたものです。古くから親交深くお付き合いさせていただいている玩具屋さんの「ひろしや」の長田社長に相談していて、選んでくれていました。長田社長からも「どうする?」と相談されておりましたが、どんなものを選んでいたのか興味もありそのまま用意していただいたものです。

京都の粟田口清信という、立派な兜でした。同じ干支生まれの達也への健やかな成長を願って選んでくれたのでしょう。置き場所も伝えていたのでサイズもバッチリでした。ありがとうございました。

達也が成長した時には父がどの様な想いでこの兜を選んでくれいたのか、長田社長からお話してもらおうと思います。ちょっと泣けてきます。