木造在来軸組構法の住宅構造バイブル

新しい「木造軸組工法住宅の許容応力度設計」の本が会社に届きました。

これは通称「グレー本」と呼ばれる構造専門書です。

改定されても表紙のイメージカラーは変えず今回も、もちろんグレー色です。

昨年度に発刊された「木造軸組工法中大規模木造建築物の許容応力度計算」に続き、今回もJBNからの委員として改訂委員会に参加しておりました。

前回の改定では、章立ての見直しや読者の誤認が多かった部分の記述が見直されるなどより実務的に見やすいようになっております。

木造住宅も改正法施行で仕様規定でも実際の重量に近いものを求めるようになるなど構造計算により近づいた印象です。

やる気のある設計者は木造軸組工法での構造計算であるこのグレー本による許容応力度計算にステップアップしてきております。

本の価格は前回の2017年度版はギリギリ1万円以内の9,900円でしたが、こちらも大台突破の12,100円となっていました。

建築の専門書もなかなか高額なのだと思いませんか。

今回は改訂委員だったこともあり、献本いただけましたので青木工務店からの支出は無く済みました!