木造応急仮設建設訓練!

先週土曜日は午後から希望が丘のポリテクセンターへ。

全木協神奈川県協会主催の木造応急仮設建設訓練を4年ぶりに行いました。

前半は座学で、来賓には神奈川県庁の担当の高橋さんからご挨拶いただきその後も講習会全てをご参加いただきました。

全木協本部から技能統括本部長の高橋さんより応急仮設住宅に関する最近の動向などのお話をいただき、私は県協会会長として神奈川県の取組み、会員皆さんの役割などお話ししました。

後半は実技です。

建て方は普段の木造住宅の施工と同じなので界壁という共同住宅や長屋の住戸間に施工する防火と遮音の壁施工を行いました。

今回のモデルの構造材にもスギノアカネトラカミキリの食害がある神奈川LBH材を使用しました。

神奈川県の山の環境改善への取り組みの一環です。

吸音材となる繊維系断熱材を充填した後、石膏ボードを屋根下まで張り上げていきます。

内閣府からは木造応急仮設住宅が生活再建困難者向けの恒久利用化への転用を想定した取組が情報提供されていますので、施工品質は普段の住宅と何ら変わらないものを緊急時でも求められることは座学でしっかりとお話ししました。

研修会を終えて最後は皆で記念撮影を行いました。

今回は参加者だけでなくまわりの仲間にもこの学びを話題にして伝え、有事の際の作業が少しでも円滑に進むようにしていきましょう!お疲れ様でした?