火曜日は都内の貸会議室にてJBN情報調査委員会と既存改修委員会主催、YKKAP性能向上リノベの会共催で大規模修繕模様替えセミナーを開催しホスト側で参加いたしました。
改正法施工後、大規模修繕模様替が木造2階建住宅でも建築確認の対象となり、改正法後にその申請をした3社さんに事例発表をいただきました。

最初は富山県からフラッグシップの橘さん。
もともと地元でリノベを進めてきた中での改正法施行による手続きの追加を地元の特定行政庁の県土木事務所とやり取りを重ねて見事に確認済証を取得されていました。
富山県らしい大きく枠の内づくりの建物に対応した好例を紹介してくださりました。

続けて茨城県のサンワ設計の小松さん。
新築主体の会社で小松さん本人の興味で初めて取り組んだフルリノベをリノベの会の情報を得て見事に確認をおろした事例です。
根本は小松さんの良い意味での楽観性と探究心と熱意だったのだとお話を聞いて感じました。

最後は専業設計事務所の福岡県のLOOPS Architect一級建築士事務所の西本さん。
木造専門で住宅非住宅と設計支援をしたり自ら設計監理をされています。
事例は自然公園法にかかる違反建築の建築確認でした。
申請に逃げない姿勢で差別化する対応がとてもカッコ良かったです。
どの事例も申請先は特定行政庁で民間の指定確認検査機関は断られたという事です。
本当に酷い話です。
対応した特定行政庁は自治体の空家対策や過疎化などを食い止めるという行政マンとしての気概もあったのではと思いました。

最後は発表者にリノベの会の事務局を担当されているYKKAP大浦さんを加えてパネルディスカッション。
今回の話では昨年3月に国交省から発出していた技術的助言があって助かったという意見が多かったです。
この背景にはJBNで重ねてきた国とのやりとりがありました。
これで救われた空家の事例はまだまだ少ないですが、今後はどんどん出てくるでしょう。
少しだけ誇らしく気持ちになりました。
そして申請窓口ではそれまでの新築工事での申請や検査での実績(数ではなく施工品質も含め)が信用のベースとなっていたと聞きました。
そして携わる建築士は申請手続き上でやらなくていいからやらないのではなく、手続きがなくてもしっかりとやるという発言は私たちの総意だと思いました。
先人の皆様、たくさんの知見をご紹介いただきありがとうございました!
