本漆仕上げに漆喰の白壁が映える和モダンな趣の住宅

昨日はI様邸の完成見学会を行いました。

あいにくの天気でしたが、天候が良くなった午後からお客様が見え始め、終われば20名以上の御来場がありました。

ありがとうございました。

この現場も見所はたくさんあります。

先ずは何といっても本うるしによる仕上げです。

白い壁は漆喰です。来場された方も、皆「なんか落ち着くね」とおっしゃっておりました。

以前も書きましたが、日本人のDNAにはインプットされているマテリアルなのでしょう。
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階段から見上げた様子です。
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洗面カウンターはクリ材です。お客様と一緒にマルダイに行って購入したものです。素材の自然なカーブも活かします。
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玄関の敷台にもクリ材。框は樫を使いました。意外なのですが、硬い樫の木の方が漆の吸い込みが良いようで、濃く出ます。
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大工作りのシステムキッチン。扉材は栓です。これからうるし塗装となります。
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和室には芯去りの秋田スギです。柾目が大面に来るのが特徴です。その他の洋間の化粧柱も秋田スギです。秋田県は大館の沓澤製材所さんから届きました。
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浴室はハーフユニットを使ってみました。腰上には青森ヒバです。システムバスではこの木の香りは出ません。でもブログには香りは伝えられません(泣)。
うるし塗りは全てお客様がなされております。今後も塗師として仕事を募集されるそうです。青木工務店でも今後お願いすることとなります。御興味のある方、いかがでしょうか。
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その他にも建物のいたるところに施主施工が。寝室や洗面の珪藻土はお友達の皆さんといっしょに仕上げたものです。家作りが思い出作りになりました。