昨日は相模大野のセンチュリーホテルにて、毎年恒例の合同研修会・全然大会が行われました。
青木工務店では、社員、大工、協力業者と皆集まる機会が新年会とこの合同研修会となります。ずれがちなベクトルを合わせる機会なのでとても重要な行事です。安全に対する意識、特に減らない転落事故防止と、これからの季節に発生する熱中症対策に重点を置いて対策と予防を紹介いたしました。
今回の基調講演には、日経BP社の安達さんにお越しいただきました。安達さんはリフォームトータルプランの委員会など事務局を担当されておりこの分野の第一人者です。また、私的な勉強会でも色々な事を教えていただいております。今回のテーマは「既存住宅を動かせ!」です。青木工務店が次に向かうのは正にこの分野。その導入として背景から消費者ニーズまでバックデータを基に迫力ある講演となりました。聴いている皆さんも真剣でした。安達さん、本当にありがとうございました。
私は特にこの業界のものとして恥ずかしい思いをしているのは、国民が行った住宅投資を無駄にしてこの業界が成り立っていたことです。具体的には1980年から600兆円余りのお金が住宅に投資されていたにもかかわらず、実際には100兆円ほどの資産しかストックされていない現実。500兆円も30年に渡って捨てていたのかと思うといたたまれない思いです。しっかりと作り、しっかりと守る。これからの工務店の責務であると考えます。
安全大会の締めは、ISO管理責任者でもある山田課長の基本契約書更新手続きとなります。また1年よろしくお願いいたします。
優秀者表彰は、社員からは浅見主任、大工からは村木棟梁(代理村木父)、協力業者からは竹内塗装さんとなりました。それぞれが模範となる所を多く持っています。そんな仲間と仕事ができることが有り難いことなのです。