昨日は青木工務店の大工皆で午後からトラス講習を受講しました。トラスは細い部材で大きな空間を構成できる主に屋根構造の架構技術です。主催は一般社団法人中大規模木造プレカット技術協会(PWA)で私はPWAの理事もしております。
昨年は監理者・管理者側となる社員が受講、今年は実際に作業をする大工が受講しています。
主に学んでいるJISトラスは、実はかつてよく建築に使用されておりました。木造の校舎や公共建築の多くに採用されていたので、青木工務店のベテラン大工も現場経験があります。一昨年に60年ぶりに大改訂となった新しいJISトラスを皆で学びます。先に座学、この後は実技講習を行いました。
青木工務店では住宅以外の木造建築を積極的におススメしております。環境性能や快適性は言うまでもなく、勘違いされやすい防耐火性や耐震性も他の構造以上になります。さらにこのトラス構造により大空間も実現しながらも規則正しく並んだ架構は機能美とともに木材特有の色合いと香りが空間をより引き立てます。
現場でどんどん使われる日が早く来ますように!