色々と気づいたこと

父が亡くなった後、兄弟で片付けをしたり諸々の手続きの連絡、変更、支払、請求などが続いております。現役に近い形で亡くなったので、さすがに色々とあります、、、。

そのような中で、この状況になって改めて気づいたことがあります。忘備録も含めて書いてみようと思います。

空き家を造ってしまった!

空き家対策を工務店の立場で何とかしたい!と常々考えて仕事への取組みをしておりましたが、母が無くなり父が一人暮らしの家だったので二人が居なくなって私自身も空き家を増やすことになってしまいました。ただ、空き家には3つのステージ(①持ち主が明らかで管理がされている空き家②持ち主はわかっているが管理せず放置されている空き家③持ち主が不明で管理されていない空き家)があって現在は①の状態。私の世代で①に留まるように何らかの利用を考えないといけません。

確定申告後の所得税の件

父は確定申告をしており、所得税は銀行引き落としで納付しておりました。今回は自身で確定申告後、納付前に亡くなってしまったので銀行口座が凍結している状況で納付ができませんでした(引き落としの20日に私も気づき、税務署に行きましたが、、、)。バタバタとしている状況でこのような事をあらかじめ気付く訳でもなく、超高齢化社会になるにつれて同様の事は多くおきるでしょう。事前の対策が取れるように、銀行口座引き落としの公的な納付支払いについては金融機関と各所の報告連絡等が必要であると感じます。

郵便物など

現在、郵便は私に転送手続きをしておりますが、「転送不可」の郵便などはそのまま父宅にポストに入れているか配達員が持ち帰っているようです。そもそも「転送不可」の郵便等は重要なものが多いので同居していない場合、更に遠方に住んでいる場合は届いていることを知るのが遅れるか、そもそも気づかないでしょう。死亡後の手続きなど明らかに本人がいないことが分かっているものについては柔軟に対応してもらいたいものです。

そもそも家族が皆いる中で一人が亡くなったようなことを想定した手続きが多いと感じます。制度を作った時代はそうだったのかもしれませんが、見直さないと今後も全国各地で大変になりますね