会社の中庭でじっくりと自然乾燥していた杉板材は外壁用です。
赤身部分まで含水率が15%まで落ちたところで、昨年安井さんに教えてもらった方法で杉板の試作をしてみました。
最初は着火時の紙の容量不足で煙突効果が十分に発揮する前に火が消えてしまいました。いわゆる温度不足ですね。
紙の量を増やして再度着火。順調に上の部分から炎が顔を出し煙突効果発揮。板が乾燥していたので、予定の3分から大分早めて1分少々で板を倒し火を消しました。実際はさらにバーナーで側面も仕上げていきます。
僅かな時間でも良く焼けます。
実際は本の表面しか焼けていなくても、それなりの風合いになりますね。
こちらは上部側の焼けの少ない部分。このぐらいの方が好む人が多そうです。塗装よりは日持ちがしそうですが耐久性はどれだけ上がるのでしょう?
下の良く焼けた部分も少し削って社内のガイドラインを作成したいと思います。また、どれだけ手や服にカーボンが付着するかも確認します。
こうなるかな、と思ったら予想通り外壁に炭がべったりと付きました。
私が中庭でいきなり火遊びを始めてスタッフがぎょっとしておりました(笑)