昨日は午後から通常業務をお休みして、大和商工会議所で安全大会及び合同研修会を行いました。
青木工務店では1年に2回、社員・大工と協力業者の皆様とお集まりいただく機会があります。
この安全大会・合同研修会はそのうちの1つの大切な機会です。今回も多くの方に集まっていただきました。
昨年の青木工務店は事故ゼロとはいきませんでした。大けがではないのですが、繁忙期に合わせるように木工機械によるケガが続いたことは大いに見直すべきことです。また交通事故も発生したことも残念な事でした。
基調講演には首都大学東京名誉教授、深尾先生にお越しいただきました。
本来であれば青木工務店ではお呼びできない先生ですが、3月竣工でご自宅の工事をさせていただいたきっかけもありお願いしてしまいました。先生、お忙しい所、誠にありがとうございました。
先生からは、日本の家はもう十分に耐用年数が長い建物をつくる技術があると、ベターリビング研究所の資料等をもとにご説明いただきました。
また家を好きになっていただくための動機についても触れて、ハードとソフトの高次元での融合にも触れられておりました。
懇親会の場でも、幅広い見識の中で色々とお話を伺えることができました。工事の打ち合わせでは、私の理解は点と点ばかりでしたが、だんだんと線になってきました。記念誌をまた読み返します。
講演を聞いた皆さんからも、とても興味深い感想をきくことができました。私たちの仕事のあり方は、またまた変化していきます。
今日と明日は終日都内です。朝は初めて衆議院議員会館に訪れ、小泉進次郎議員にご挨拶させていただきました。
10月に行われるJBN全国大会への御出席に内諾をいただくことができました。
昨年は神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定の締結かでき、今年1月には横須賀で実際に仮設住宅を建てる講習を行いました。
小泉進次郎議員は東日本大被災地復興取組みに特に頑張っていることはよく知られておりますが、思うように進んでいない原因の一つに、建設労働者や技術者不足に行き当たったのかも知れません。自らその問題をお話されたことに私は感激しました。全国大会、皆さんご期待下さい。
午後からはJBN次世代の会の講習です。80名近い多くの参加がありました。清水英雄事務所さんから、営業研修講座のお話です。社員の藤原君も参加してもらいました。新鮮なたくさんの気付きがあり、新しい取組みのヒントを得ることができました。
第2部は国交省住宅局住宅生産課から林田木造振興室長より今年度の施策やその先の動向などについてお話いただきました。工務店一社では出来ないことを皆が集まれば出来るかもしれません。明日への展望が開かれます。
業務に追われていてなかなかブログを更新できておりませんが、久しぶりに近況報告です。 続きを読む 近況報告 →
今日は入社2年目に突入した藤原君と、中古戸建住宅の現場調査に行きました。
目的は、中古住宅を購入希望されている方に対して、フラット35という長期固定金利の住宅ローンの融資時要件に合致した建物であるかを調べる為です。
「適合判定技術者」という建築士事務所協会と住宅金融支援機構とでまとめた資格業務です。
新築工事は指定確認検査機関などが適合判定を行いますが、中古住宅融資や一定のリフォーム融資には一部建築士資格者にも適合判定業務が開放されております。
建物の劣化状況が中心となりますが、このように床の傾きなどもチェックします。レーザーレベルが大活躍です。
壁の倒れもないかチェック。これは下げ降りという道具です。建築はアナログな計測機器も沢山使用するのです。
床下の状況も確認します。これは木材の含水率を計測する機械です。良く乾いておりますね。
土台には米ヒバ材が使用されておりましたので耐久性もバッチリです。
習うより慣れろで、藤原君にも色々な経験を通じて一人前の技術者に育ってほしいと思っております。
今朝は大和市内のN邸の木材を搬出していました。道路使用許可をもらって一部道路を通行止めにしての作業です。
去年に続いて2回目の伐採した木材です。
天候不順でしたが、晴れた朝のうちに終わらせることができました。廻りの住民の方々も陽当たりが良くなって嬉しいと話されておりました。
今回も厚木の七沢にある市川屋さんに持ち込み、製材から乾燥までお願いしています。どんな仕上がりになるか、楽しみですね。
一昨日ですが、青木工務店のモデルハウスにてTVKテレビかながわさんの情報番組の収録が行われました。
林野庁の補助事業である「木材利用ポイント」が今年の9月、つまり半年間延長になったことで昨年に続きご紹介することになりました。
放送予定は3月17日月曜日12時からの情報番組、「ありがとッ!」内のコーナーです。是非ご覧下さい!
昨日は都内某所にて、リノベーションリフォームの概要説明と、とんな事ができて何ができないのか、などのご説明をお客様にしておりました。
現在工事中の青木工務店施工のスケルトンリフォーム現場を、工事最初からずっと気になってみていられたそうです。
現場の職人に声をかけられて、担当より私にお話が届きました。お客様も声がけに勇気が必要だったかもしれません。応対した職人も、気持ちよく対応して感謝です。
現場力はウソをつかない、と自信を持つことが出来るエピソードで嬉しいことです。また、住まい手のリノベーションへの興味はますます加速していきます!
本日は朝から横浜市内のお客様宅にて床下の調査を行いました。床の解体を伴いますので、 続きを読む 床下の調査 →
青木工務店は今月が決算です。1年を締めくくり、毎年あれこれと思いを巡らせるのですが先ず思うのは、今期もお客様に支えられて過ごすことができたありがたさです。会社はなかなかいう事をきかない大きな生物のようですが、反省を活かして必ず改善に向くように先ずは私がすっかりと変わり続けなければなりません。
先日の福島県出張でも、日々の生活のありがたさを痛感する一コマがありました。
講習会の会場となった建物に張られているこの表は、東日本大震災で安否確認の様子や建物の損壊を表したものです。
震災後、この場所は仮設住宅建設の前線基地でした。写っている和田さんはエコビレッジといういわき市の工務店社長です。地域でリーダーシップを発揮して苦難を皆で乗り越えていったのでした。
朝日が昇ると町に人が出てきて掃除をしたりごみ出しをする。道路に車が走る。電車が時間通りに駅に到着する。そんな日常があることの大切さを強く感じました。
来期はお客様の日常の生活に寄り添えるような提案と実現を、企画・設計・工事・メンテナンスを通じてより深化させていきたいと思っております。
神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」