21日日曜日は横浜市旭区N邸の完成現場見学会&お引渡しでした。
秋晴れの気持ちよい天気の下で、多くの方のご来場いただきまして誠にありがとうございました。
N邸は地域材の中でも特に神奈川県産木材を外壁、内装、階段材、枠材など多く使用した長期優良住宅です。
造作の家具もふんだんに取り入れております。
山に入り、絵を描かれるN様は森林資源への意識が特に高いお客様です。現場に出る端材も色々なアイディアで再利用されておりました。その一部の時計やブックエンドを現場にも飾っていただきました。
桧、タモ、ケヤキなど時計のキットを組み入れ、木材は見事によみがえります。
このまま販売してもよさそうなデザインですね。
広い玄関土間の一番奥はシューズクローゼットスペースです。
ここの欄間には、番匠木工で作成した組子の欄間を入れていただきました。
2階の畳コーナーです。
細かなしつらいは工事中にN様、現場担当、担当棟梁と綿密な打ち合わせで決められていきました。まさに注文住宅の醍醐味です。
こちらのアトリエスペースも私が立ち会っていた当初の図面とだいぶ変わっておりました。
床だけでなく、壁、天井まで板張りとなり内装目視率は100%の山小屋風になっております。
かつての家で使われていた組子の欄間も、こうして洗面スペースのアクセントに再利用しています。
ハーフユニットバスの上には青森ヒバで内装を仕上げました。
ヒバの香りが漂う、ちょっと贅沢なバスタイムになりそうです。
ご近所からの見学のご来場が多く、この地域の住まいやすさが自ずとわかる気がしました。
N邸は新しいのですが、街区に溶け込んだ建物になっていると思います。
お引渡しの際に、心のこもったお手紙までありがとうございました!
N様、あらためてお引渡しおめでとうございます。若い現場担当と初めて現場を受け持つ横田大工という布陣でしたが、おおらかに受け止めていただき深く感謝申し上げます。両名とも生涯忘れられない経験になったと思います。また最後まで家づくりを楽しんでいただく事ができたことに、私もほっとしております。
今後のメンテナンスなども含めて、変わらず末永いお付き合いの程よろしくお願いいたします。