JBNブロック会議のあと、埼玉県熊谷市に寄りました。
そして熊谷市の会社に勤めていた時代にいつもお世話になった白根工務店の白根さんに久しぶりにお会いしました。
白根さんは300年以上続く大工を家業とした14代目の棟梁です。
過去のブログでも紹介していましたが、前回は4年前にお会いしています。
どこ行きたい?と言われ当時よく連れて行ってくれたラーメン屋さんの永楽を希望しましたが、残念ながらお休みの日だったので近くのお店に入りました。
もう四半世紀前の事になるのですが、当時の事や近況報告などお互いに行いました。
白根さんは相変わらず豪快かつアイディアが溢れていました。
数年前に自宅と作業場を火事で焼失という大変な事故に見舞われておりました。
現在は自宅再建の構想でも頭がいっぱいの様子でした。
白根さんは伝統工法の会の理事もされているので現行の法律と伝統工法の行末を気にしておられました。
色々話し込んでいく中で伝統工法は過去の工法では無くさらに良くする為の新たなアイデアが盛り込まれ常に発展し続けるものなのだと改めて気付かされました。
そして私なりにこの分野の方向性が見えて来た気がしますので、JBN会員の中でも伝統工法に取り組む人とも話を聞いて意見に落とし込んで繋げたいと思いました。

無農薬だから安心で美味いぞ!とお土産に庭の柿を沢山いただきました。
これまでも多くの弟子を育ててきた中で技能だけで無く大工としての心構えも皆さんに引き継がれていくことでしょう。
