先週の火曜日はSDA教会棟の現場にて設計の佐藤さんとの打ち合わせを行いました。
現場は屋根工事が進行中です。
窓サッシも全て入り、透湿防水シートまで完了しているので雨仕舞いが終わっています。
室内は1階床下の設備配管や配線工事中です。
全て終わりましたら断熱工事に入り床下地合板が張られてようやく足元も落ち着いてきます。
それにしても広いです!
2階のホールのタイコ梁もより存在感が増したように見えます。
見どころの一つでもある、トラスのある勾配天井の部屋です。
山形トラスのちょうど半分の形状で、この部分だけは野地上断熱+通気+2重野地という構成でつくられております。
棟を境に逆側は登り梁で組んでおり、この部分は垂木下断熱となっています。
色々使い分けていますが、普段から色々な施工と理論がわかる現場管理者と大工なのでこういったことも難なく行うことが出来ます!
ここはトラスの陸梁が軒の懐面まで伸びている様子と軒桁とトラス間の転び止めの重ね梁の接合をする合板のガセットプレートです。
規定の釘とピッチで施工方法に遵守しています。
突き出ている陸梁はトラスの登り梁が陸梁のほぞ穴を割裂破壊しないように計算して必要だけ伸ばしているのです。
雨仕舞いが悪いので軒天の懐に納めるのがミソですね。
マクロにもミクロにも施工の事をあれこれと考えておりましたが、想定通りにしっかりと出来ているのでPDCAの大切さを改めて思います。