SDA教会棟は上棟後も順調に工事が進んでおります。
先週は指定確認検査機関の中間検査(構造などの検査)が現場で行われ、しっかりと検査員の方も確認されていきました。
そして無事に検査も合格し次の工程に進んでおります。
玄関ポーチの屋根も完成に近づいております。
この部分は宿舎棟と同様に以前この場所に建っていた屋根瓦材を再利用しております。
新しい瓦材と勝手が少し違うのですが、調整をしながら取り付けが進んでおります。
ポーチの梁桁の大きさが建物に負けないか気になっておりましたがバランスよくできています。
先週の水曜日から、神奈川土建さんの労働者供給事業で来ていただいている若林大工さんです。
労働者供給事業は現在唯一合法的に認められている建設労働者の派遣方法です。
一般的な外注大工さんではなく、期間中は青木工務店の社員として就労していただく事になります。
穏やかな中にも確かな自信を感じる立ち振る舞いに、私も大きな期待を寄せております。ありがとうございます!
現場は13名の方がおりましたが、普段の住宅現場ならギュウギュウなイメージが現場が大きいとそう感じませんね。
材料の取り回しも良いので普段よりも現場は捗るでしょう!?来週からは他の現場から青木工務店の大工も合流するのでもっと人が増えていきます。
ここはエレベーターシャフトとなるスペースです。
転落防止策もばっちりです。シャフト内に金物などが干渉しないようにこの部分のボルトは軒桁や胴差のように座掘りをしております。
南面の急こう配屋根の屋根葺きが進んでおりました。
雨漏りがしやすい部分なので特に施工に注意です。
葉っぱなどが悪さをしないように十分な大きさの谷を作っています。
さらに下葺きは一度大屋根切妻に勝たせて施工をしたうえ、水下で万が一侵入した雨水も抜けるようにしているようにしています。
この急こう配部分の点検用に野地板も一部開口して点検口を設けました。
点検口上には水除を付けています。
当初からの私の指示が現場でしっかりと反映しています。
ここが設計施工で習熟した現場体制のあるべき姿だと思います。皆さん引き続きご安全によろしくお願いいたします。