昨日は横浜市旭区で工事を進めておりましたSDA教会棟が無事お引き渡しとなりました。

当初工事のお話をいただいて寄宿舎棟の新築工事からはや足掛け2年、教会棟の竣工というこの日が迎えられたことは私の中で非常に感慨深いものがあります。

青木工務店の歴史の中でも純粋な木造建築では最大規模であり、私が代表になってからは一番大きな建物の新築工事となりました。

構造計算をはじめ、大きな木造建築への様々な対応はこれまで多く見学した事例や実際の現場への大工応援工事のノウハウの実践の場となり、新たな施工体制も含めて青木工務店のスキルアップとなり次に繋がる施工実績となりました。そして自社の強みも、逆にまだまだ足りない多くの事も気づかされました。

設計監理者のテクノプラン佐藤さんには密に連絡を取らせてもらいながら色々な事を教えてくださり、監理では青木工務店の力量を見極めてポテンシャルを引き上げてくださりました。

現場担当のの山田部長も現場特有の苦労も多かったのですが、高い管理能力で現場をまとめてくれました。

棟梁の村木大工や応援の大工さんをはじめ、神奈川県産木材と構造材プレカットをしてくれた市川屋さん、協力会社の皆様にも普段の住宅工事でのスキルをこの現場にも十分に発揮して見事な連携を見せてくれました。

そしてこの場をご提供いただいた教団の皆様には、工事期間の過程での役員任期の関係で役員のお顔触れの入れ替えもございましたが、重ねた打ち合わせや現場視察など色々なお話をする中で変わらず弊社へのご信頼をいただき良い形で工事を進めることができました。

そして何より、大きな事故も無くこうして無事に竣工となった事で私の肩の荷がだいぶ楽になりました！

建物工事は終わりましたが、年内はまだ周辺工事が残っております。最後までどうぞよろしくお願いいたします。