神奈川県森林見学バスツアー!

2月4日土曜日は毎年恒例となっている、全木協神奈川県協会主催の神奈川県森林見学バスツアーを開催致しました。

今回は「一般財団法人神奈川建築安全協会」さんの社会貢献事業の補助もいただいての開催です。

山の木が休んでいるこの時期が建築用材としてもっとも伐採に適した時期となります。

作業をする方には寒くて大変ではありますが、、、。

この日も関心のある多くの方に参加をいただきました。

先ずは大和市内で青木工務店で工事を進めている現場の見学です。

神奈川県産木材を柱と土台、下地の合板などに使用しております。

ただ地元の材料というだけではなくその品質にも注目していただけるようにご説明を致しました。

お昼を挟み、いよいよ山に入ります。

今年は厚木市森林組合さんのご協力を戴いて七沢の森に入りました。

厚木市は民有林が多く、国有林や県有林はないそうで市有林が少しだけあるという事です。

こちらも民有林とのことでした。

安全な距離をとり、実際にチェーンソーで立木を切り倒す作業を行っていただきました。

林業の基本的な作業はバスの中で映画「ウッドジョブ」を見ていただいておりましたので、その通りの作業が行われ見学の皆さんもより理解が深まったと思います。

予定した方向に無事に木が切り倒されました。

見た目以上の迫力です。

ここから長さで切る「玉切り」が行われますが、そのポイントなどもご説明をしていただきました。

本来であればここで県庁の森林再生課の職員さんから神奈川県の山のお話をしていただくのですが、今年はコロナ禍で出張説明の受付がなされておらず代打で(僭越ながら)私がオリジナルの説明を加えながら神奈川県からお借りしたパネルでご説明をいたしました!

最後は市川屋さんの製材所「フォレスト津久井」の見学です。

山から切り出された木材がどの様に製材され商品化をしていくのかその過程を見学していただきました。

大きな帯鋸で製材される様子はさすがに迫力があります。

自動加工の機械も設置されておりますが、このようなカスタムカットは良材の製材に適してますので繋げたい技術です。

道路事情で行程の時間は押し気味でしたが、皆様大変ご協力的に行動していただき事故なく無事に終えることが出来ました。

皆様ご参加ありがとうございました!