先日は以前から気になっていた鍋島松濤公園に行っておりました。
確か雑誌で見かけたのですが、「え!?」という公衆トイレがあるのです。
昨年6月より一般利用開始となっております。
有名な建築家、隈研吾さんがデザインしたトイレです。
木材利用に積極的な方ですが、このトイレが公園でどのように見えるのか実物を見てみたいと思っておりました。
トイレの対象者・用途別に戸建てに建っている鉄筋コンクリート造のトイレの外壁に耳付の吉野杉が使われております。
床もウッドチップ舗装です。
ピクトグラムの台にももちろん、吉野杉。塗装は何を使ったのでしょうか?ウッドロングエコかな?
トイレの内部にも古木が壁に取り付けられておりました。
子供用のトイレにもあります。
使う木材と取り付ける壁への位置と高さ、向き。
私のセンスで付けたら、やはりイマイチだめなのかもしれません、、、。
耳部分の仕上げはかなりラフです。というよりも皮をむいたままなのかもしれません。
青木工務店で加工をしたらささくれが手に刺さりにくい様にサンダーがけをしてしまいそうです。
道路から見たトイレの様子です。
公園内からは森を抜けると現れるイメージですが、道路からは鉄筋コンクリートの無機質な表情だけが強調されています。
うん!?何かあるぞという感じがしますね。
写真で見るよりも実物の方がなんだかしっくりときます。
経年変化がどうあらわれるのか、渋谷に来た時には等級の脇を超えて少し足を延ばしてまた見に行きたいです。
最寄り駅は京王井の頭線の神泉駅です。
皆様も是非ご覧ください!