木曜日は午後からJBN情報調査委員会に副委員長として参加しました。
情報調査委員会は全国のJBN連携団体への情報提供などを行っております。
今回は国交省から佐々木デジタル推進官にお越しいただき、国交省のBIM施策の状況などを解説いただきました。
独自のシステムをほとんど持たない中小工務店は良い仕組みであれば比較的直ぐに乗り換えるフットワークの軽さがあります。
国交省がBIMで何を実現しようとしているのか。
私たちの仕事の主戦場である戸建住宅にどう利用できるか。
現時点とこれからの話を聴きながら思い浮かべておりました。
来年度からはBIM入力において入出力基準が整備されBIM図面審査がスタートします。
そして数年先にはBIMデータ審査がスタート予定です。
違いはPDFの図面で審査するかどうか。
BIMデータ審査はデータそのもので審査となるので今までとは全く違うことになりそうです。
木造用には他の構造と違う入出力基準が用意されるので、どんな感じになるのか興味津々です。
実際に今年から使い始めた千葉のハヤシ工務店さんの話もとても参考になりました。
BIMソフトで主要な4つの会社のうち海外の3社の中でとりわけ高いシェアを持つ1社と、日本の会社の1社の今後の対応の幅と価格とのバランスが導入への検討材料です。
引き続き情報収集を行なっていきます。