2日目は分科会が行われました。1部と2部と3つずつ、合計6つの分科会が行われます。
私は政策調査部会の副部長として既存住宅流通のインスペクションをテーマにした分科会で司会を担いました。
先ずは基調講演で価値総合研究所の小沢さんにお話しいただきました。
空き家がたどるステージ(持ち主と建物の管理状況)はほっておくと深刻な状況に入っていくことを示唆します。また、地域工務店としてあるべきビジネスチャンスのヒントもちりばめられておりました。
この後はインスペクション会社の南勝の印南さんも交えて、工務店3社とのパネルディスカッションを行いました。
最後に私から、JBNが安心R住宅を手掛けることを宣言しました。
2部では、次世代の会の分科会に参加です。こちらはZEHについてテーマに掲げました。
タイトルは私のアイディアで「やばいゼーーーッチ!」このままのZEHを鵜呑みにして手掛けるのか、問題提起の場になりました。先ずは新建新聞社の三浦社長にお話しいただきました。
続いてパネルディスカッション。ZEHを推奨する工務店、社長は進めたいが社内が進んでいない工務店、ちょっと待てよと考えている工務店それぞれの考えが発表されました。私は、、、もちろん今のままのZEHではとてもお客様に勧められないという考えです。
次世代の会の分科会は6つの中で一番人気となりました。皆さん、色々と気づかされるヒントがあったようで自社に持ち帰り検討するのだと思います。これまで次世代の会の活動は「何をやっているのか良くわからない」と批判する方もいらっしゃいますが、毎回のテーマに加えて懇親会でも熱く建築談義をしています。今回のこのテーマも、そんな中で生まれた皆が抱えるモヤモヤを公開したものです。分科会が終わってから、息子に次世代の会に入らせたいという方もいたので大成功です。