かながわ住まいづくりフェア2014

土曜日は関内の産貿ホールにて行われていたかながわ住まいづくりフェア2014に出展者として1日おりました。
JBNと全建総連で構成されている全木協の神奈川県協会として出展です。
神奈川県との木造応急仮設住宅建設の災害協定を広くお伝えするとともに、構成する会社の案内に務めます。
ブース前面には神奈川県産木材のマイ箸づくりコーナーを設置しました。
f0070542_17016
次々とマイ箸づくりを希望される方が訪れ大盛況となりました。小さなお子様もチャレンジ!
f0070542_170284
初めてカンナに触れる外国人の方も興味津々な様子でチャレンジ!
f0070542_170322
皆さん上手に作られておりました。手触りと木の香りに皆さん自然と笑顔に。木材という材料自体のポテンシャルを一般の方へ伝えるのも私たちが頑張らなければならない事ですね。
f0070542_170493

全木協神奈川県協会研修旅行(台湾④)

台湾の建物も色々と見て廻りました。あちらのお寺は装飾が派手です。
f0070542_19512012
日本のお寺よりももっと生活に身近なものなのかもしれません。台湾の人が思い思いの方法で境内で過ごしておりました。
f0070542_195223
台北101です。ついこの間まで世界一高いビルでした。その高さは500mを超えます。圧倒的な高さです。
f0070542_1953039
呆れるくらい遠くまで見渡すことができます。施工は日本の熊谷組です。素晴らしいですね。
f0070542_1953564
ロープに吊られた大きなこの玉で、風に対して建物の揺れを抑える技術が使われておりました。人間の大きさでこの玉の大きさがわかるでしょうか。
f0070542_19544353

そしてその玉がこの台北101のキャラクターになっているのです。かわいくは、、、無いですね(汗)。
f0070542_19553811

全木協神奈川県協会研修旅行(台湾③)

金や銅を掘っていた鉱山のエリアにも訪れました。重金属が混ざった川の水には生き物はおりませんが、雄大な滝が流れておりました。
f0070542_19403694
ここは日本人が事業を起こして採掘していたのち、戦後は国家事業として継続して発展しました。その時にも日本人が建てた建物が継続して利用されていたそうです。遠くに見える建物がそれです。
f0070542_1943861
6件長屋の木造住宅です。炭鉱を管理していた幹部の住まいだったそうです。台湾では保護事業としてスケルトン改修がなされました。
ここではビデオでこの改修事業の説明がありましたが、ダメだしがしたくなってしまうものでした。それは、プロジェクトの責任者らしき台湾人の大学教授の言葉にありました。その人曰く、「日本では木造住宅は20年から30年しかもたない」「とても壊れやすい」と言っておりました。おいおい、勉強不足ではないですか。
まだダメだしは続きます。見学の説明に「建物は壊れやすいのでゆっくりと歩くこと」「特にドアや玄関は壊れやすいので静かに開け閉めすること」とありました。何だか悲しくなります。
f0070542_19434242
昭和天皇が皇太子時代に住まいとして建てられた木造住宅も保存されておりました。
f0070542_19481471
南京下見の美しい佇まいの建物です。外壁の板張りははやり良いですね。
f0070542_19485212
上がって中を見たかったのですが、そとだけしか見ることができませんでした。
f0070542_19493248

かながわ住まいづくりフェア2014

住まいのコンシェルジュ 第339回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日にテーマは「かながわ住まいづくりフェア2014」についてお話いたします

遠くで放送が入らない方はこちらへ。
本日放送分もアップロードいたしました。
次回は「園芸の土と肥料」についてお話いたします。次回もお楽しみに!

全木協神奈川県協会研修旅行(台湾②)

こちらは日本人が建てたレンガ造の学校です。現在はギャラリーとして利用されております。
f0070542_19324940

バックヤードは立体的な利用もあって変化に富んだ造形になっておりました。子供たちの遊ぶ声が今にも聞こえてきそうです。
f0070542_19332885

小屋組みは木造です。表しの桁や垂木は今の建物に通じるものがあります。ここは棟木は一般的に登頂部で組んでおりますが、他のところではわざと頭頂部に設けずにつくるところが多くみられました。施工をした棟梁のこだわりだったのでしょうか。
f0070542_19345082
2階テラスの一角にトイレがありました。陶器でできているのでおしゃれですね。
f0070542_19361220

全木協神奈川県協会研修旅行(台湾①)

先週の23日(金)から25日(日)まで、全木協神奈川県協会のメンバー有志で台湾へ研修旅行に出かけました。国土交通省事業に「地域型住宅ブランド化事業」というものがありますが、これは木造住宅の木材生産から製材、加工、販売、建設に至るまでの構成グループで生産する住宅をブランド化する事業です。今年度までは中小の大工・工務店がつくる長期優良住宅に一定の補助金が交付されてます。
昨年度まで「かながわ200年の家をつくる会」として活動をしておりましたが、昨年度神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定が締結されたので今年度からは「全木協神奈川県協会」としてブランド化された「かながわ200年の家」を皆でつくっていくことになりました。今期も採択されるといいのですが、、、。
f0070542_19135271
前置きが長くなってしまいましたが、リアルな長期優良住宅の研修を想定して初めて台湾に訪れました。台湾は鉄筋コンクリートの建物が一般的ですが、日本が統治していた時代には木造の住宅などが多く建てられました。今でも使われているものも多くあります。日本人が建てた木造住宅が集中しているエリアに向かいました。しかし残念なことにメンテナンスやメンテナンス方法が適切ではなく保存状態は悪いものでした。
f0070542_19175158
しっかりとメンテナンスがなされたものは、現役バリバリで良好な状態を保っておりました。こうなっていると嬉しくなります。
f0070542_19263323
一方で、ひどい状態のものも多く残っておりました。もちろん使われていない建物です。こちらは瓦屋根で棟の漆喰が取れてしまったのでしょう。その後放置したために棟から屋根が崩れてしまっていました。とても危険な状態で放置されておりました。
f0070542_19184525
こちらは道の沿道の建物がしっかりと保存されておりました。おそらく保存地域に認定されているのでしょう。
f0070542_19192091
建物の前には看板が立てられ、歴史が書かれていると思います。中国語だけでしたのでよくわかりませんでした。
f0070542_1920786
私の持った結論は、メンテナンスをする方法とそれを行う職人が居て初めて長期優良状態に住宅が保建てるのだという事でした。いいかげんな補修がなされた木造住宅の傷み方は、適切なそれと全く異なるものでした。そして建物のオーナーにも維持していくためのそれなりのしっかりとした意味づけがなければなりません。台湾のリアル長期優良住宅が教えてくれました。

かながわ住まいづくりフェア2014開催!

今週末31日土曜日は、毎年恒例のかながわ住まいづくりフェア2014が行われます。
参加は無料、それどころか事前申し込みをするともれなくクオカードがもらえるそうです。
当日はスタンプラリーのほか、ミニセミナーや相談会なども行われます。
青木工務店では、「全木協神奈川県協会」としてこのイベントに参加をしております。私と藤原君はブース内におりますので、是非お声掛けください!!

かながわ住まいづくりフェア2014

住まいのコンシェルジュ 第338回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日にテーマは「かながわ住まいづくりフェア2014」についてお話いたします

遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回は今週末土曜日に行われる神奈川県の住まいのイベント「かながわ住まいづくりフェア2014」をお話しいたします。次回もお楽しみに!

JBN中古住宅流通シンポジウム

f0070542_024221
今日は飯田橋の住宅金融支援機構本店にあるすまいるホールをお借りして、一年間参加活動をしていたJBN中古流通WGの成果報告を兼ねたシンポジウムが行われました。私は第2部のパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。ワーキングの主査は坂下工務店の坂下社長、コーディネーターには日経BP社の安達さんとクオリアの阿久津さん、工務店は他に岡庭建設の池田専務、小林創建の小林社長、不動産屋さん代表として武蔵野不動産の畑中社長というメンバーでした。
f0070542_024460
住宅の流通は工務店だけでは当然できません。国土交通省からは土地建設産業局不動産業課から矢吹さんがお越しになりご挨拶いただきました。
f0070542_024425
そのあと国土交通省住宅局住宅生産課の松野さんに国交省の取組みと、JBNの活動に対する大きなエールをいただきました。国交省から2つの部署の方がお見えになることもこれまであまりなかったことなので画期的なシンポジウムなのです。
参加者は工務店の他、全宅連やアットホームなどの不動産関係者にも御参加いただきました。
パネルディスカッションは時間配分が上手くいかずお伝えしきれなかったことがおおいのですが、このワーキングは形を変えて継続されますので別の機会にお話がしたいと皆で話しております。工務店と不動産屋さんとの取組みは加速していきます。

長嶺工業所②

住まいのコンシェルジュ 第337回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日も前回に引き続きゲストをお招きしております。「長嶺工業所②」の長嶺専務です。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回は「芝生の植え方」についてお話しいたします。次回もお楽しみに。

雨の中の講習

f0070542_16324245
今日と明日は終日都内です。朝は初めて衆議院議員会館に訪れ、小泉進次郎議員にご挨拶させていただきました。
10月に行われるJBN全国大会への御出席に内諾をいただくことができました。
昨年は神奈川県と木造応急仮設住宅の災害協定の締結かでき、今年1月には横須賀で実際に仮設住宅を建てる講習を行いました。
小泉進次郎議員は東日本大被災地復興取組みに特に頑張っていることはよく知られておりますが、思うように進んでいない原因の一つに、建設労働者や技術者不足に行き当たったのかも知れません。自らその問題をお話されたことに私は感激しました。全国大会、皆さんご期待下さい。
f0070542_16324313
午後からはJBN次世代の会の講習です。80名近い多くの参加がありました。清水英雄事務所さんから、営業研修講座のお話です。社員の藤原君も参加してもらいました。新鮮なたくさんの気付きがあり、新しい取組みのヒントを得ることができました。
第2部は国交省住宅局住宅生産課から林田木造振興室長より今年度の施策やその先の動向などについてお話いただきました。工務店一社では出来ないことを皆が集まれば出来るかもしれません。明日への展望が開かれます。

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」