今度の10日(日)に、TVK横浜ハウジングプラザにて、トークライブの出演者として参加をすることになりました。
これらは木材利用ポイントの普及促進の一環です。従来から地域材利用を進めている工務店としてお声掛けを戴いたことは光栄です。
トークライブには歌手の白井貴子さん、林野庁の担当課長の阿部さんと私と3名です。白井貴子さんは神奈川県の環境大使や植樹祭の歌を歌われているナチュラリストの側面もあります。
時間は13:00から14:30です。どんな話をするか、是非足を運んでみてくださいね。
一昨日の夕方から飛行機で徳島に行って参りました。全国で初めて、木造での応急仮設の講習会に参加です。全国の工務店組織である「JBN」と、建設労働者団体である「全建総連」とで構成された「全木協」が主催で行われました。
全木協は全国の都道府県と災害協定を徐々に結んできており、神奈川県では今年の9月5日に締結しました。
徳島は全国に先駆けて最初に全木協と締結を結んだ県なのです。
東日本大震災では木造応急仮設がこの仕組みで700棟ほど建てられました。
徳島には夜に到着、翌日講習会後に戻るだけの観光無しのスケジュールです。
徳島県の方以外も全国から沢山の人が集まりました。福島で実際に多くの木造応急仮設を建てられた工務店(エコピレッジ)さんの工事担当の方が体験を交えて講師をしていただきました。
応急仮設にはコンクリートの基礎はなく、木杭で建物を支えます。実際には下地に砕石が転圧されるので、かけやでは木杭は入りません。
ここまできたら、あとは一般的な木造住宅と同じ手順です。皆さん手馴れているので1時間もかからずあっという間に立ち上がりました。
この模様はNHKでも取り上げられております。記事の中の動画では坂口事務局長のインタビューされておりました。
神奈川県でも近々この講習会を行う予定です。私もその日は講師として頑張ります
23日から本日まで、東京ビッグサイトにて住宅関連の総合展示会、ジャパンホームショーが行われております。
私は23日、24日とJBNブースにてお手伝いをしながら、見学をしておりました。
会場ではデモンストレーションとして大工さんの作業をしています。手前の大工さんは青木工務店の森棟梁です。なれない場所でしたが、頑張って仕口刻みなどをして戴きました。
JBN内でもセミナーなど充実していました。
施工品質の向上となる良い商品も沢山知る事ができました。
和歌山の山長商店さんの門型ラーメンフレームです。なんと、杉製材品です!
現在認定手続きも大詰めという事です。大型木造は役者がますます充実してきていますね。
一昨日、昨日と2日間、ISO9001のサーベイランスが行われました。
ISO9001は品質管理の国際基準です。毎年行われるサーベイランスと3年毎に行われる更新審査が行われます。認証は認証機関によって行われ、青木工務店は現在イギリスに本社があるBSIジャパンに依頼をしております。
建設業では公共工事を多く手掛ける会社が認証を取得している事が多いのですが、民間建築ばかりの青木工務店のような会社が認証を取得している事はあまりありません。外部の目から会社を見られる事は大事な事となので10年以上継続しています。
今回もあらゆるチェックをいただきました。品質管理責任者で建築部の責任者である山田課長が主体となり、更なるカイゼンにつとめております。
BSIからの情報提供で、ISO9000sは2015に大改訂が予定されており、環境マネジメント14000sと合わさるようです。14000sも視野に入れていましたので、2015年版の基準が日本語訳で出ましたら、青木工務店の品質マニュアルも大きく見直していきたいと思います。
昨日は東京国際フォーラムにて行われた窓フォーラム2013に参加をしてまいりました。窓サッシメーカーのYKKAPのイベントです。
世界の窓は樹脂製サッシが主流となっているなか、日本はアルミ製が主流でガラパゴス化しています。アルミと樹脂とでは熱伝導率は100倍違うので、窓の断熱性能の差はいうまでもありません。
世界のスタンダードに先ずは追いつけと、APW330という樹脂製サッシ商品を全面に売り出しております。
そんな中で、青木工務店の建てる家のほとんどは準防火地域という都市計画区域で、この樹脂製サッシはほとんど使う事ができません。悔しいですね。
JBN次世代の会の仲間の顔も多く見かけました。YKKAPの現社長、堀さんとも名刺交換をさせて戴きました。堀さんはメーカーに徹して消費者に喜ばれる商品を手掛けていく、という方針を掲げております。青木工務店ではYKKAPのサッシが標準的に使用しておりますが、その最大の理由は外壁面のサッシの出幅寸法が他のメーカーより少し大きく、それが窓廻りの雨仕舞いにとても良い事です。この差は10年後20年後に大きな差となります。今後ももっともっと良いものを作って欲しいですね。
9月5日付で一般社団法人全国木造建設事業協会(全木協)と神奈川県は木造応急仮設住宅の建設に関する災害協定を締結しました。全国都道府県では14番目の締結となります。
全木協はJBNと全建総連で組織した団体です。弊社の会長はJBNの会長、そしてこの全木協の理事長をしております。私はJBN神奈川の構成員として神奈川県との締結に向けて仲間と活動をしておりました。ここで一つの通過点を過ぎることができて、少しほっとしているところです。
しかし形だけでは意味がありません。今後は更に体制を充実させて、万が一の事態に備えて参ります。神奈川県の主幹事工務店には戸塚の山田建設さん、青木工務店は幹事工務店の一つとして県央エリアの担当となります。
年内には神奈川県の用地で実際に木造の応急仮設を建てる実技講習と座学を予定しております。
この度の締結において、お客様でもある県会議員の山本敏昭先生にご尽力いただきました。まことにありがとうございました。県議会では防災の委員会に所属されていたこともあり、私たちの活動にも深くご理解をいただいておりました。これから更に実を固めるよう、頑張ってまいります。