中古住宅市場活性化ラウンドテーブル

平成25年度途中から今年度までの1年半の間、国土交通省内で行われていた「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」が昨日、報告書をまとめ資料とともに発表されました。最後の報告書は社員皆是非一読しておいてください(いきなり難しいでしょうが、ことあるごとに話しましょう)。

5年前から関係諸先輩方がら誘われて私的な勉強会を始めておりました。かねてから、家余りの日本で地域工務店のあるべき姿とは、このまま新しい家をつくり続ける社会意義とはと自分に問うておりました。人の寿命よりも長い建物を建て維持していく技術は果たしてどのように必要とされるのだろうか、もしかすると住まい手から搾取して私たちは生業を建てているのではないかと。

いやいや、私たちは暮らしを守るシェルターを建てているのだ、思い出づくりの箱を 造っているのだ、では弱いです。

住まい手から離れて住まいが利用されて、評価されて、転用できることで資産価値が生まれ、初めて本当に家を持つ意味が生まれると勉強会を通じて確信した矢先に、このラウンドテーブルがはじめられ、一般社団法人JBNとして青木会長が出席、仲間の工務店社長も作業部会委員として出席して話を聞いたり資料等を見ながら考えを整理しておりました。皆様大変お疲れ様でした!

報告書の内容では正直、まだまだ物足りない部分(ずっと不満な部分がありまして)もあるのですが、光明ははっきりと見えております。そして今後も非公開に続けられるようです。私の気持ちは定まっております。爆進していきますよ!

新築祝いからの古希

29日は先月お引渡しの杉並区M様から、新築祝いをご招待いただきました。設計監理のi+i設計事務所から、飯塚さん、現場担当の中屋さん、スタッフの熊沢さんを初め、青木工務店からは現場担当の斉藤、担当棟梁の森兄弟と私です。

外構や植栽も終わり、室内も家具やインテリアが配置されすっかりと見違えるようになっておりました。M様からも喜びの言葉をいただけて、職人冥利に尽きる最大の慰労となりました。

美味しい手料理を皆で沢山いただき(食べることに夢中で写真を撮り忘れてしまいました)、お酒も入ったので砕けた話題も織り交ぜながら楽しいひと時を過ごさせていただきました。M様、誠にありがとうございました。
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夕方からは家族の集まりに合流です。3月28日に父が70歳で古希を迎えました。70本のロウソクに火をつけて一気に吹き消しました。父は私が子供の頃から大病を患い、60歳までは生きないと言われ続けて、もうそれを10年過ぎてしまいました。健康そのものだった母が先に亡くなるなんて、誰も(本人も)予想しなかったことです。最近は特に調子が良いようなので、家族皆が安心しています。公人としてまだまだやらなければならないことがありますので、健康第一で頑張ってください。
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