力不足でした、、、

大和駅から桜ヶ丘駅方面へ小田急線の線路沿いに歩いて数分、大和公園の先にあった「青少年センター」の跡地に、子育て支援施設として送迎ステーション・一時預かり保育施設が建設中です。

1月中に竣工する予定です。この形態の施設は中央林間駅内に続いて大和市内で2件目でした。

昨年8月にプロポーザル形式で公募され、内藤ハウスさんが設計施工で進められております。

詳しくは確認しておりませんが応募書式を読むとおそらくPFI事業(民間の資金で行う公共事業)でBLT方式(Build Lease Transfer、民間が建てて公共に一定期間リースし最後は所有権を譲渡)ではないでしょうか。

保育関係の運営も民間に公募しておりました。

現役子育ての親として、そして公共建築物の木造化をJBN内委員長として進めている立場として関わりたかったなぁと思っておりましたが、青木工務店の力不足でただ眺めているだけでした、、、、泣

プロポーザルを出すためのビジュアル化した提案書、業務実績、PFIへの対応(工事金額が月賦で支払われる形なので資金確保ですね)などなど、、、。

課題は尽きません。力不足でした、、、

とはいえ、純粋に建築として着目すると私たち青木工務店の得意分野である木造技術で十分に対応できるものです。

もともと募集要項には「鉄骨造で平屋」とありました。

保育園は2階建てですと法令から耐火建築物となり木造の良さが発揮しにくいのですが、平屋でしたら準耐火で可能です。

それにしても、なぜわざわざ「鉄骨」なのでしょうね、、、?環境性が高く、子供達にも優しい木材がふんだんに使われた環境の子育て支援センターってちょっと魅力的ではないでしょうか?大和市は公共建築物木材利用促進法での木材利用計画さえまだ策定されておりません。

地元自治体の木造への正確な理解はまだまだ進んでいない現状を目の当たりにして、さらにがっかりです、、、。