先週の水曜日は朝からJBN事務局へ行き、JBN中大規模木造委員会主催のJBN板張準耐火構造の講習会を行いました。
講師はもちろん、桜設計集団の安井さん。
3月に実施した時には新たに試験をして合格していた外張りフェノールフォームの利用やセルローズファイバー充填断熱の2種の可燃系断熱材での性能評価まで取得しておりましたが、コロナ禍もあり大臣認定までは下りておりませんでした。
その時と内容は同じなのですが、晴れて大臣認定番号がおりて正式なマニュアルが整備できましたので講習会を実施する事になりました。
今回の参加も50名以上がご参加いただきありがとうございました。
「火事に強い建物」と「木材の火に対する特性」を丁寧に説明していただきながら、今回の大臣認定仕様を確実に使ってもらうような構成で講習会は進められました。
脱炭素社会の実現に向けた取り組みに建物外皮断熱性能の強化はもちろん必要ですが、建物自体の木造化、仕上げ材料の木質化はその効果が(他の構造を取り組んできた大手らの圧力もあってか)充分に評価されていませんが、より効果が高いのは明らかです。
火災時の安全性と環境性を両立したJBN板張り準耐火構造、たくさんご利用下さい!