この間の日曜日は午後から東京大学へ。
NPO法人木の建築フォラムの総会に合わせた公開フォラムで、「4号特例縮小・新壁量等設計法で木造住宅はどう変わるか」をテーマに行われました。
木の建築フォラムは木造不遇の時代から木造を守り続けてくださった先人の方々が組織です。
先輩方には深く敬意を表します。
この場所に来たら必ずこの像を眺めていきます。
渋谷駅の現れぬご主人を待ち続けるハチ公ではなく、現れたご主人に喜びを爆破させるハチ公です。
公開フォラム開催にあたり、代表理事の大橋先生からご挨拶がありました。
明治時代からの構造の変遷など勉強になりました。
新しい基準の解説を国総研の荒木さんや東工大の山﨑先生が行い、それに対する業界の対応などを説明する事になります。
ハウスメーカーからは木住協より逢坂さん、設計事務所からは古川さん、そして地域工務店からはJBNを代表して私が登壇いたしました。
その後はパネルディスカッションが行われました。
モデレーターは腰原先生です。
相変わらず中小工務店の対応は大丈夫的な感じにもなりましたが、今回の改正はそれよりも設計事務所や審査機関の方が問題な訳です。
認定住宅や性能評価を手掛けた工務店は全く問題なく、実際の設計や申請を外部委託していた工務店や、建築士事務所登録の無い工務店が大変になります。