ギャラリー

法令の採光要件

f0070542_9112784
建築基準法では、居室などに自然光で明るさを確保するため、部屋の床面積あたりに一定の計算式で採光を確保する必要があります。
写真は都内を歩いていて見かけた建物です。全ての階の窓が西面に大きく空いています。転落防止のために手摺も見えます。
一定の計算式とは、境界と建物の距離、軒先から窓の中心距離、窓の大きさで算出されます。
恐らく、2階、1階の採光が厳しかったのでしょう。でも実際は隣地西側は空地となっていて、自然光は申し分無いはずです。もちろん、いずれ空地が無くなり建物が建てば状況はかわるのですが。
これでは夏場はもちろん、冬場でも室内はオーバーヒートをしてしまいそうです。一律とした決まりの限界を感じます。

薪でお風呂を沸かす

f0070542_19333434
お打ち合わせをしているお客様宅では、今でも薪でお風呂を沸かしていらっしゃいます。
スイッチポンでお湯を沸かせる時代に、さぞかし大変なのだと思いますが、庭木の枝葉の処分もでき、もちろん化石エネルギーも不使用なので最高にエコロジーと言えます。
私もこのつくりの風呂釜は造ったことがありませんので興味津々でした。

浜松サン工房さん見学

f0070542_8191851
昨日は午後から企画設計部、建築部全員で車に乗って浜松のサン工房さんを見学させていただきました。3月に竣工した新しい会社施設「資料館」を特別に見せていただきました。
まっすぐな通りから大屋根の一文字瓦が美しい外観です。通りの別方向からは木の架構が美しく見え、別の表情ももっております。
f0070542_8173831
サン工房の松井社長は、普段から全国の工務店ネットワークJBNの活動においても良くお会いしている業界の大先輩です。今回もそんなご縁で無理を言って見学をさせていただきました。
f0070542_823427
私たちはサン工房さんをプロ集団と呼びます。社員ひとりひとりの意識が高く、その波及効果は協力業者をはじめ様々なうねりを造ります。その中心にいるのが松井社長です。ONとOFFが徹底していて素敵な方です。今回も松井社長の渾身の作品に仕上がっております。
f0070542_8261877
空間に入った時の印象、さりげなく緻密に計算されたディティール。あえて木を隠す、見せるのポイントはとても参考になります。
f0070542_8281182
初めて訪れる社員も多かったので、別の施設「ギャラリー」と「アトリエ」も案内していただけました。
f0070542_8173971
意識と現場力の重要性を特に強調してお話しいただきました。更に進化を続けているサン工房さん。今回も沢山の学びをいただきました。松井社長、スタッフの皆様、お忙しいところ誠にありがとうございました。

床下点検ロボットmoogle

先日、ハウスメーカーさんで開発された床下点検ロボット、moogleの実機を見せていただきました。
f0070542_11463578
床下25センチまでの高さならば通れる高さです。段差も20センチまでは乗り越えられます。LED照明とカメラで床下の様子をリビングに居ながらリアルタイムで見る事ができます。
f0070542_11463693
画面はノートパソコン、操作はゲームのコントローラみたいなものです。ラジコンみたいで面白いです。
とても高価なので半端に導入は出来ませんが、工務店で共同採用という事は考えられそうです。
また違った利用方法、発展的なアイディアも浮かびました。

杉並区B邸上棟!

f0070542_12542828
昨日は杉並区B邸が上棟いたしました。
都内の住宅地らしい、大きかった整形敷地が分解されて新しい住宅用の宅地として生まれ変わっております。
その中で私道を介して専用通路奥の旗竿状の地形という環境を巧みに考慮して計画がなされております。
設計監理はi+i設計事務所の飯塚さんです。適度な籠り感もある計画とのこと。完成が楽しみです。B様、おめでとうございます。

横須賀市N邸上棟!

f0070542_11315068
横須賀市のN邸の建方作業を行っております。夕方には無事に棟まで上がりました。
f0070542_11315144
N邸は国土交通省の事業で行われている地域型住宅ブランド化事業採択グループ、かながわ200年の家仕様で作られております。シャープな外観に内部には神奈川県産材のフローリングが使用されます。
事情があって長森建設さんからバトンを受け継ぎ、無事に上棟したので私も感慨深いものがあります。棟梁の渡邊大工さんも張り切ってます。安全にかつ良い建物に仕上げて参りたいと思います。N様、おめでとうございます!

JBN中古流通ワーキンググループ2回目

f0070542_1212434
昨日はお昼前から都内の研修会や委員会に出席でした。15:00からのJBN中古流通ワーキンググループは第2回目です。地域工務店を主体としたJBNがこれから活性化する中古流通で今後どのようにかかわれるのか、研究しております。
今回は株式会社価値総合研究所の小沢さんにお越しいただきました。価値総合研究所は日本政策投資銀行グループの研究機関です。国土交通省が不動産流通市場の活性化を具体的に検討する場として「不動産流通市場活性化フォーラム」を設置しましたが、昨年度はこのフォーラムの事務局をなされていた組織です(今年度は現在事務局公募中)。前年度の取り組みから私たちもヒントを得ます。
同業界異業種のお話は知らないことも多くとても刺激的です。このWGでは現場でお客様とも多く接するものとして、お客さまの感覚と、家づくりのプロとしての視線を意識して、俯瞰的に考えるようにしております。
第1回目の様子は、日経ホームビルダーの記事に掲載予定です。今後も連載で掲載されるとのことで詳しくは是非記事を見てみてくださいね。

珍しいフェンス

f0070542_15161244
杉並区K邸の大規模リフォーム現場に行く時には、都内の所用と重ねる事が多いので電車で駅からは徒歩で向かいます。歩いていると、気付く事も多くあります。その土地の雰囲気、暮らしている方の様子をお客様に重ねて、これからどんな暮らしをされるのだろうと想像も膨らみます。
遊歩道には珍しいフェンスが使われておりました。恐らくは用途の違うものをアイディアで使ったのかもしれません。
f0070542_15161325
部屋の中では気付かない様々な気付き。時間をつくってまだまだ沢山の事を知りたいものです。

川崎市木造住宅耐震診断・改修

昨日と今日と午後の2時間、川崎市の木造住宅の耐震化に伴う助成制度を活用できるように指定の講習会に参加をしておりました。f0070542_13531772
昨日は建築士事務所として川崎市木造住宅耐震診断士の講習、そして本日は工務店として川崎市木造住宅耐震改修施工者の講習です。
この講習会は年に一度しか行われない為、以前からアンテナを張っておりました。この講習会に参加をして登録をしなければ川崎市の助成制度を利用する事が出来ません。青木工務店の川崎のお客様も多くおりますので準備をしておきます。地元の大和市と比べて手厚い助成制度となっており、川崎市のお客様にはありがたいことですね。
地方自治体によってこの木造住宅耐震化に関する助成制度は手続きや規模など全く違います。毎回勉強、努力です。

大和市民祭り

昨日と今日は引地台公園にて大和市民祭りが行われております。
f0070542_13121532
大和市では大和市耐震化促進協議会を大和市と大和商工会議所、建設関連団体とで構成し、市内の住宅の耐震化を進めております。

私は神奈川県建築士事務所協会大和綾瀬支部のメンバーとして今日は一日ボランティアをしております。
f0070542_13122388
神田支部長がFMやまとの取材を受けておりました。耐震に不安のある方は是非無料耐震診断からお申し込み下さい。
f0070542_13121873
昨日は雨模様だったこともあり、今日の人出は例年以上ではないでしょうか。
f0070542_13122078
ボディペイントは人気です。
f0070542_13122191
昔、弊社で工事をした野外ホールではフラダンス。えらい工事だったようです。
f0070542_13122275
引地台公園北側の駐車場にブースを構えております。お近くに来られましたら是非お立ち寄り下さい。

式年遷宮の伊勢神宮

f0070542_1545793
三重県に行ったのならば、もちろん伊勢神宮へ参拝です。今年は20年に一度の式年遷宮。神社のあらゆる建物が作り替えとなります。木造建築の傷みを直すことだけではなく、次世代へ技術の伝承を行うことも目的であるとされております。
先ずは正式な経路で外宮からお参りをしました。
f0070542_15471441
白い工事シートに隠れておりますが、新しいお宮もほぼ完成しておりました。
f0070542_15472034
続いて、内宮に参りました。この橋を超えると、空気が変わるのを感じます。
f0070542_1548735
階段を上りきったところが内宮です。撮影禁止なので遠くから写真をとりました。
f0070542_1552444
こちらも作業員の方が込み栓を打ち付ける作業をしておりました。完成も間もなくですね。若い方でしたので、次の式年遷宮ではもっと重要なポストが任されるのかもしれません。
次は私も還暦前の年に行われると思うと、時代の流れのロマンを感じます。また来ますよ。

横浜市栄区F2お引渡し

昨日の午前中は、横浜市栄区で工事をしていたF2アパートのお引渡しとなりました。
f0070542_7201365
f0070542_7265624
大きな敷地に寄り添うように計画された、洗練した外観の共同住宅です。施主であるF様とは最初の5年前のF1プロジェクトからお世話になっております。最初はなぜこのような形なのかと思っておりましたが、今回のF2完成において全体のプロジェクトが完了し、その全容が明らかになりました。
f0070542_723717
f0070542_7243565
f0070542_725074
f0070542_7252588
f0070542_7254424
f0070542_726467
f0070542_7263134

今回のF2は全部で6室。どれも間取りや部屋の造りが違い、独立した階段で集合住宅とは思えないプライバシーが確保されております。大人気ですでに半分はご入居が決まっております。
是非住んでみたい!という方はこちらのサイトへ!
F様、設計監理のタカギプランニングオフィスの皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします