昨日は丸一日をかけて、社員研修会を行いました。大阪で住宅検査などお客様へのサービスを専門に行っている建築士事務所、南勝の印南社長を講師にお招きして、既存住宅のインスペクションについて実技を含め勉強です。
印南さんの会社には昨年度日経ホームビルダーの特集記事で訪問させていただきました。そのご縁でこちらにお越しいただいて講習を依頼しました。
また、印南さんは近畿圏不動産流通活性化協議会の事務局もなされており、この協議会は「ワンステート」と銘打った流れで、国交省の不動産流通市場活性化の流通促進事業採択をされております。午前中は座学で、ガイドラインや検査基準などについて学びました。
社員全員が同じ水準で検査ができるようにしていきます。また、現況の診断、不具合の特定、改修提案など一緒にお話をするとお客様の混乱してしまいますので、どの立場でお話をするのか、私たちの心構えについても良くレクチャーを受けました。
午後からは弊社モデルハウス「かながわ200年の家」を利用して、実際に検査住宅に訪れた時の検査方法について学びました。
実際の検査器具などの使い方から不具合がある場合の音の違い、計測方法のポイントなど、沢山のノウハウが印南さんに詰まっているのを教えてもらえました!
堤主任がクラックスケールでクラックの幅を計っております。ひび割れ自体が問題ではなく、ひび割れから侵入する空気や水が建物に悪影響を及ぼします。
外で実際に計測をしていきます。この他にも鉄筋探索機やレーザーレベルなども使いました。
見よう見まねから、しっかりと学ぶことで皆自信を持って今後の調査業務を行うことができます。印南さん、ありがとうございました!
昨日は横浜ランドマークタワー内にあります、TOTOショールームにて青木工務店社員研修会を行いました。
TOTOさんは日本初のシステムバスを作った会社です。それからちょうど50年との事。初めて採用したのがホテルニューオータニで、時は東京オリンピック開催前で建設ラッシュで工期が厳しい中での提案だったようです。
今では戸建てでも普及しており、建物の工期短縮だけではなく、防水性の向上、湿気対策も万全なので木造住宅の耐久性向上も大きく飛躍しました。
新商品にも色々御説明をいただきました。こちらは戸建て住宅向けの壁掛けトイレです。
清掃性が向上します。給水排水の接続部分の点検もなんとか可能なので長期優良住宅にも対応します。
TOTOさんは社員教育も行き届いているので、その点でも勉強になります。大変勉強になりました。ありがとうございました!
昨日は朝から建築士の定期講習を受講しておりました。
建築士による耐震偽造問題以降、建築士は3年ごとの指定講習の受講が義務付けられました。
私にとって今回は2回目の講習なのでこの制度になってからもう6年以上経つのですね。
最後に考査もあるので寝ていられません(うとうとはしましたが)。何とかパスできたと思います。
講習を終えて、電車で移動です。今日は戸塚区S邸の上棟でした。日も短くなっているので到着した18時半にはもう暗くなってしまっていて皆帰った後でした。S様は35年前に弊社で家を建てさせていただきました。
当時まだ駆け出しだった金子が、今大ベテランとして設計から打ち合わせをして建て替えさせていただいております。本当に感謝です。S邸は地域材を利用した長期優良住宅として生まれ変わります。
心配していた雨も作業中は何とかもちました。道路状況の都合で久しぶりに手お越しでの建て方、大工の皆さん、大変お疲れ様でした。そしてS様おめでとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
日曜日は青木工務店のOBの施主様向けのミニ・セミナーを行いました。
テーマは住宅の中古流通と資産価値化として、私がセミナー講師も務めさせていただきました。
ここ数年、私が色々なところに出向き様々な方から学んだ事をお話ししたのですが、聞いて知っていることと話して伝えることの差は大きいもので、それはいつもラジオ収録でも痛感していることです。前々から珍しく少し緊張をしながら準備をしておりました。
ほぼノンストップで2時間お話をいたしました。公表されているデータと、実体験から得たこと、私見が多いに入ったことも織り交ぜてお話しをしました。ご参加いただいたOB施主の皆様から色々なご意見やご感想もいただき、私も確かな手ごたえを感じました。また、皆様が大切なマイホームに愛着を持って住まわれており、またそのマイホームを次に大切に使っていただきたいという思いもまた強い事も伺い知ることができて、本当に嬉しい時間でした。
新築当初のエピソード(もちろん、私が入社する前の事です)なども教えていただいたことも大変勇気づけられました。
もっともっとお客様に投げかけができるのでは、と大いに反省することもありました。セミナーのテーマはまだまだ発展して新たな取り組みや制度も現在進行中です。継続的に行って参ります。
土曜日は午後から、東林間S邸の御契約でした。
S邸はH26年度国交省事業、地域型住宅ブランド化事業の全木協神奈川県協会のかながわ200年の家仕様の神奈川県産木材を使った長期優良住宅です。 続きを読む 東林間S邸御契約 →
昨日は中野区で工事中のM邸が上棟しました。お昼前に少し雨が降りましたが、その後からは気温も下がって風も爽やかで気持ちの良い気候になりました。
夕方からは上棟式で、奥様の手料理に皆が舌鼓を打ちました。どれもとても美味しかったので、皆で廻して食べていました。
M様、お土産までいただきまして、誠にありがとうございました。この先も安全第一と皆のチームワークでしっかりと工事を進めて参ります!
昨日は午後から堤主任とOB施主のS様宅へ打ち合わせに行きました。
S様のセカンドハウス、いずれ先には自宅となる住宅建築計画の打ち合わせです。
先に計画地をみて、敷地の状況や周囲のロケーション、iPhoneのいつものアプリで季節ごとの太陽の軌跡を確認しました。敷地もゆったりしていましたので、以前からやってみたかったアイデアが実現できるかもしれません。
木材をふんだんに使い、また災害に強い建物が先ず要件とのことです。新しい家造りがスタートします!
お盆休み明け、昨日から社員・大工皆元気に出社しております。休み期間中は皆様大変ご不便おかけいたしました。
新しい引き合いもいただき、大変ありがたい事も続きます。感謝の気持ちでいっぱいです。
今月は2件の新築工事で上棟予定です。来月も2件予定されております。また大型リフォームの竣工も続きます。新築工事のご契約も今月・来月と続きます。
そして、久しぶりにミニセミナーを24日(日)モデルハウスにて行います。テーマは「住宅の資産価値化」という新しい試みです。ここ数年、私も色々と出歩いて勉強をしてきたことをご紹介したいと考えております。
今年もあと4か月少々、怪我や事故など起きないように、皆で頑張っていきましょう!!
青木工務店のお盆休み期間は以下の通りとなります。
8月12日(火)から17日(日)まで
休み中は電話が留守番電話となります。ご不便をおかけいたしますが、休み明け皆で元気一杯に業務を再開いたします。
なお、休み期間中も動く現場も多くあります。工事工程につきましては現場担当者よりお客様にご案内いたします。
台風11号が来る前に、中野区T邸が無事に上棟しました!中野区でもほぼ新宿です。
ここは防火地域なので普通では木造住宅は建てられません。準耐火構造とすればようやく延床面積100m2までは木造で建てる事ができます。
しかし、耐火構造とすればもっと大きな木造住宅を建てる事ができるのです。
計画は1階鉄筋コンクリート造の上に2層木造の3階建てです。木住協という団体の指定講習を受けた資格者の設計監理でこの木造耐火構造の住宅を造る事ができます!
とはいえ、この建てたばかりの状態はまだ普通の木造住宅です。ここからが耐火構造とするために何層にも被覆がなされていきます。
社内でも話題の建物です。木造住宅の広がりが更に進む様に。私もワクワクしながら工事の進捗を見ています!
T様、おめでとうございます。
今日は晴天の中、横浜市中区Y邸の地鎮祭でした。横浜市の繁華街近くなので駅も近く利便性の高い立地です。
建物両側は目一杯になりますが、背面には空地があることと、ファサードとなる正面もマンションの空地となっていて圧迫感はありません。
マンションに挟まれた防火地域ですが、青木工務店なので木造住宅になります。準耐火構造となり面積制限があります。
設計監理はi+i設計事務所さんです。
いよいよ着工となります。Y様、よろしくお願いします。
移動時間は大切な読書タイム、ということで最近読んでいた本をご紹介いたします。
その名も「国土強靭化」
一般的にマスコミから伝わるこの取り組みは、再び公共投資ドバドバで時代を逆行すること、と言われておりますが、この本では取り組みの意義について、国土強靭化・防災担当大臣である古谷圭司さんが解説しております。
東京だけの首都機能集中、東名高速道路や東海道新幹線に偏った物流の大動脈の脆弱性などなぜ第二東名やリニアモーターカーを進めているかなども良くわかりました。
その中の一つに住宅の事が触れられており、ここは私も激しく同意できるところでした。耐震化、住宅の品質に応じた資産価値評価などです。住宅という個人資産が市場に
流通することで社会資産へと変貌します。これからの私たちの仕事に希望を感じることができる良い本でした。
神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」