こちらは元住吉で竣工しましたS邸です。築40年以上の古い木造住宅を耐震、バリアフリー、省エネ改修を行い、内装は無垢材をふんだんに使用しました。
ファサードで印象的な縦長窓の上には、パッシブエネルギーを調整する小庇とすだれ用のフックが付いています。西日対策ですね。
以前は細々と部屋が分かれていた一階はほぼワンルームの空間になりました。光が部屋全体を包み込みます。
床には冬は暖かく、夏はさらりと快適な柔らかい杉のフローリングです。
2階建てですが、ホームエレベーターも設置しました。上下階の移動もこれで安心です。
暗くなりがちな北側の玄関も、階段から降り注ぐ光を格子壁を介して入るようにしました。階段下の空間には手押しの車なども置いておけるので、ごちゃごちゃしないで利用できます。
他の画像はこちらでご紹介しています。→元住吉S邸(スケルトンリフォーム施工例)
「施工例」カテゴリーアーカイブ
築30年以上の部分を柱や梁だけを残して耐震補強、増築、断熱改修 杉並区F邸
杉並区のF邸は、既存の一部を保存し、築30年以上の部分を柱や梁だけを残して耐震補強、増築、断熱改修を行いました。屋根が複雑な形をしているのは、高さの法規制によるものです。
床のビルマチーク無垢フローリングが印象的な1階のLDKです。細部のディテイールにもこだわりが感じられます。
南側に張り出して主寝室が設けられました。私はこの部屋が一番心地良いとかんじました。
2階のLDKはウォールナットフローリングとロフトのある空間です。
リビングに続くバルコニーにはリビングと同じ高さにしたウッドデッキと目隠しのルーバー。
目隠しのルーバーから漏れる陽の光がまた良いですね。
斜線の厳しい北に位置する寝室です。
居室で求める平均天井高さを確保するために、煙突状に天井が伸びておりサイドトップライトが取り付けられております。
玄関もどこなく厳かな雰囲気が演出されております。
そのほかの写真はこちらからどうぞ↓
杉並区F邸(リフォーム施工例)
川崎市S邸(スケルトンリフォーム施工例)
長期優良住宅⑤
住まいのコンシェルジュ 第312回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「長期優良住宅⑤」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は長期優良住宅シリーズ最後「長期優良住宅⑥」についてお話しいたします。次回もお楽しみに!
お宮の搬出
日曜日ですが、大工皆で出勤です。今日は皆で総力を挙げて大和天満宮のお宮さんを弊社にてお預かりするため、大移動を行いました。
事前に見に行った様子で、相当な重さがあるように見えておりました。それは檜皮葺という屋根によるものだと思います。日本家屋の屋根は重くすることで建物を落ち着かせて安定させているものが多くあります。木の皮一枚では軽いのですが、空気が入らないようにピッチリと重ねると相当な重さになることは、電話帳や辞書を想像されるとご理解いただけるのではないでしょうか。
声を掛け合って、安全に、慎重に作業を行いようやくトラックに載せることができました。この後会社に運ぶのもノロノロ運転で余分な振動を加えないようにしていきました。そして無事に所定の場所に保管。皆さんお疲れ様でした。
天満宮の御魂のお引越し先
保土ヶ谷Y邸
大和市F邸竣工
特徴
1.1階がピロティ形状の木造3階建て住宅
2.神奈川県産材のヒノキフローリング
3.省エネ基準クリア
4.ホームエレベーター
5.解放感のある3階LDK(勾配天井と窓)
6.パッシブエネルギー対策(庇・フック)
国道467号線藤沢街道沿いに建つ、木造3階建て住宅となっております。
3方を道路に挟まれた3角形の土地に建物の平面形状も土地に沿って3角形にしております。
大胆に南に下る片流れの形状も相まって、ケーキをカットした形状になっております。
陽当りばとても良いのですが、夏対策で小庇にすだれフックを取り付けております。
3階がリビングとなるため、ホームエレベーターを設置しました。空間を遮らないように大きな透明ガラスやステンレス製の筋交い(コボット)も採用しております。
目隠し効果も考えた、間仕切り造作収納です。両面使いもできるので機能的です。
屋根なりの勾配天井で吹き抜けたLDKは窓からの眺望も相まってとても気持ち良い空間となりました。
床材には神奈川県産木材のヒノキフローリングを採用しました。壁天井の紙クロスの柔らかな表情も家のイメージピッタリです。正面に見える南の窓からは道路の先の先まで見通すことができます。
限られた空間を利用する収納類はあると嬉しいものですね。
大和市H邸完成現場見学会開催!
綾瀬市N邸竣工写真
秋空の日曜日、8月に竣工した綾瀬市N邸の完成写真撮影をいたしました。
袖壁で風を積極的に受ける「ウィンドキャッチ」効果をねらった外観です。外壁の板は神奈川県産木材です。
玄関周りは植栽が入ったので生活感が出ております。外壁はガルバリウム鋼板です。
縦滑り出し窓もウィンドキャッチ効果をねらったものです。夏期の日差し対策のため庇にフックが付いております。よしずを掛けて日差しをカットし、涼風だけを取り入れます。
ジャストサイズといえるLDKは玄関まで含めたワンルームです。濃い茶色に緑がポイント!
広い玄関ホールはベビーカーの待機場所、収穫した野菜の置き場所など多目的に利用できます。玄関からの目隠しも兼ねた玄関収納は天井まで延ばさず通風も確保して機能的です。
祝!旭区S邸上棟!!
秋晴れの日、横浜市旭区で工事中のS邸が上棟いたしました。
S邸は前面道路から下がった敷地の上に建っております。以前の建物も青木工務店で工事をさせていただきました。今回は擁壁工事から地盤改良工事、駐車場の擁壁と建物を建てる前にしっかりと周囲を固めております。
そして外から家に入るまでの高低差を少なくする工夫も考えました。それはまた竣工時にご案内いたします。
神奈川県産木材を中心に使用した国土交通省補助事業、地域型住宅ブランド化事業の「かながわ200年の家」仕様の長期優良住宅です。省令準耐火構造、耐震等級3と、火にも強く、地震にも強いピカピカの建物に仕上がります。
2階がリビングになるのですが、窓から望む眺めがとても気持ち良いです。遠くまで見渡すことができます。富士山の雪化粧もシルエットで見えました。
S様、上棟式ではすっかりとごちそうになりました。ありがとうございます。今後とも安全第一で進めて参ります。