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長屋形状の二世帯型長期優良住宅・東林間W邸のご紹介

W邸は建物を縦に半分に分けた長屋形状の二世帯型住宅となっています。

UA値は0.43(HEAT20G2)と高気密・高断熱で省令準耐火の長期優良住宅です。

土台と柱、24㎜構造用合板に神奈川県産木材のヒノキ材、梁桁には杉材と垂木までもオール国産材でつくられております。
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それぞれの世帯で雰囲気が異なる作りになっていて

キッチンは青木工務店の大工制作です。

空調設備には青木工務店で初の試みとなる床下暖房エアコンと

小屋裏冷房エアコンを採用しました。

高い断熱性能もあって太陽の光の熱で建物内は1階まで充分に温められます。

外壁は塗装焼杉張に杉板目板張となっています。

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良いものと良いものとの組み合わせ

カーボンニュートラル社会に向かってこれからの住宅はまたさらに変わっていきます。

動画配信されて公開となった内閣府「タクスフォース」での議論や国交省の「あり方検討会」を踏まえて新たなロードマップが決まっていくでしょう。

さて、実際の施工を担う大工工務店の立場では、設計だけでなく実際のディティールの検討と検証、施工方法についても考えていく事となります。

ここで注意が必要なのは、 続きを読む 良いものと良いものとの組み合わせ

普段の積み重ね

先週は社内の品質管理を目的として、マツナガさんに現場の気密測定を行いました。

測定をするぞ!となると、結果が気になりいつもはやらない事をやったりしてしまいます。

ある意味、抜打ちのような感じで急遽設定して技術系スタッフ皆で立ち合いました。

結果はC値1㎝2/㎡を余裕をもってクリア。

建物は大きいほど有利になったり、引き違い系窓が多い割に良かったです。

現場担当や担当棟梁の普段の施工や施工管理の賜物だと思います。

普段の会話で、より良くする為の前向きな話や工夫、疑問に対する答えなど小さな積み重ねでしか本当の品質向上とはなりません。

数字は明確に判断できる一方で、拘りすぎると大事な事を見落としてしまいがちです。

私は大抵のことはバランス良く、と心がけてます。