今週は月曜日、火曜日と2日間かけて葉山町K邸の建て方作業が行われました。
火曜日は上棟式が行われましたが、残念ながら私は出席が適わず、翌日の水曜日に現場の様子を確認に向かいました。
報告ではK様ご夫妻の手料理が沢山振舞われたと聞きました。私も食べたかったです。
K邸は平面形状が南北に尖っている総二階の住宅です。従って船の様なプロポーションになります。
船の先端となるような部位の小屋組みは柱と振れ隅の登り梁、棟木と3Dでなければ理解しにくいような形状です。接合部の補強で構造ビスや金物が複雑に取り付けられております。
垂木は全掘り、棟木垂木天端にあわせて勾配に加工しており、全て平らとなるこの面に厚床合板が直貼りされ、さらに断熱、通気、二層目の野地となり屋根が葺かれます。
垂木は7寸5分(227.25㎜)ピッチと細かく入り、化粧で現れます。綺麗ですね。
K邸では外壁に杉板を焼いて仕上げた「焼杉」が張られる予定です(お仕事柄??笑)。内製で焼き杉板を作成する予定なのでワークショップ形式で行おうと思います。現場担当は山田部長、担当棟梁は狩野大工という布陣でこの先も現場が進んで参ります。
K様、上棟おめでとうございます。また、沢山のおもてなし誠にありがとうございました。この先も引き続きよろしくお願いいたします。