新しい情報について色々とアンテナを張っているのですが、それでも漏れている事はあります。
コロナ禍になって工務店仲間や業界の方、メーカー営業マンなどと直接会って話を聞く機会が減っていたので尚更かもしれません。
そして最近知った事なのですが、地盤調査について最もよく使われている「スウェーデン式サウンディング試験」もJIS改定にともない、名称が変わっていたのでした。
その名も「スクリューウェイト貫入試験」です。
スウェーデン式サウンディング試験は「SS」など略称で言ったものですが、もはや過去の名前となりました。
もともとこの試験方法はスウェーデンで鉄道の枕木を敷く際に導入されたことが始まりと言われ、簡易に地盤調査を行えることから日本では戸建住宅を中心に独自進化を遂げていたのでした。
今回の名前は正に試験方法を想像させるものです。
今度から「SW試験」とでも呼びましょうか。
他にも打合せ中のお客様から教えていただいたことに、アスファルトルーフィングの事がありました。
かつてアスファルトルーフィング22kg品といったものはJISの改訂でアスファルトルーフィング940といいます。
しかし実際に使われている改質アスファルトルーフィングはJISに規定が無く、同等以上の性能とはいえ厳密には940ではないのです。
そこで改質アスファルトルーフィングは防水経済業界規格で「ARK-04S」というものになっておりました。
日々勉強です!