2日目のランチはここ。
ハウジングトリビーンさんの非住宅木造建築の雑誌「木と建築」vol.2の表紙を飾った建物です!
どうですが、この窓からの景色!
高台から見下ろす景色は北海道でもなかなか無いようです。
2階はこんな感じです。
居場所があちこちにある素敵なレストランでした。
もちろんこちらでランチをいただきました。
地元の食材だけで作られていますので地域工務店のコンセプトとピッタリ。
大変美味しくいただきました!
奥様とお話ししましたが、町の商業用分譲地で役場の職員さんが武部さんとお客様だったこと。
そして周辺の素敵な建物が皆武部さんの建物だったとのことでした。
正にご縁ですね。
続けてワイナリーです。
武部さんはこれまで7件のワイナリーを手掛けおり、醸造家から口コミで話が来るまでになっていました。凄い!
建物は斜面にあり、向かいにはブドウ畑が広がっていました。
3年目の今年、ようやく今回少し収穫できるそうです。
長弦トラスで組まれた屋根が特徴的な室内です。
積雪荷重があるんですよ。
凄い!
デッキからはこのロケーション!
こちらも高台にあるので遥か向こうまで視界が広がります。
カラマツのデッキ材もキレイなグレー色になっていました。
こちらの醸造窯はウイスキーやブランデー用との事です。
下戸の私は漂う空気で私は酔ってしまいました。
これからワインに仕込むブドウもありました。
来年にはいよいよ目の前のブドウのワインを作り始めるようです。
3台の醸造窯がワイン用です。
冷やしたり寝かしたり、試行錯誤を繰り返してこちらのワイナリーなりの製品ができていきます。
出来上がったワインを瓶詰めし、ラベル張り待ちのボトルが並んでおりました。
せっかくなので私も購入しました。
こちらも先月お引き渡ししたばかりのワイナリーです。
平行弦トラスをモヤの様に勾配なりに配置した小屋組です。
こちらは3つの醸造家がシェアして使えるようになっていました。
事業が軌道に乗ったら隣にもう一棟建てられる予定との事でした。
今が忙しいことと冬時期の大工仕事のため二階は消防の検査が合格するまでの状態で1度終えておりました。
北海道ならではの事情ですね。
今回の視察では木造建築を核に地域ビジネスが広がり地方の活気が生まれる様子がまざまざと感じられました。
都市部より敷地に余力がある地方の方が可能性が高いのかも知れません。
お腹いっぱいの視察でまたゆっくり消化していきたいと思います。
武部さん、お忙しい中ありがとうございました!