能登半島地震の被災地へ②

視察では青木工務店もJBNとして参加している一般社団法人全国木造建設事業協会(全木協)で施工中の木造応急仮設住宅建設現場も行っておりました。

早朝に訪れたのは珠洲市にある保育所跡の団地です。

保育所跡は現在は避難所として開放されておりました。

応急仮設住宅が完成し入居できるのを楽しみにしている様子でした。

続けて輪島市の東部にあたる団地です。

ここは石川県から割り当てられている団地の中でも最も数の多い団地となっております。

スポーツグランドで元々は芝生が張られておりますが応急仮設住宅の為に砕石が敷き詰められておりました。

地縄のまま着工待ちの部分、基礎工事中の部分、建て方が終わっている部分、大工造作工事中とそれぞれの工程が全て見られました。

今回の全木協の木造応急仮設住宅は熊本県での事例にならい、鉄筋コンクリート造の基礎で建てられます。

仮設住宅から恐らく恒久的な利用を想定しているのではないでしょうか。

従って当然ながら仮設住宅なんだから、という気持ちは捨てて普段の住宅施工のつもりで皆が取組んでいます。

この写真から団地の広さが良くわかると思います。

さらに道路を挟んだグランドにも建てられるので完成時には壮観な木造長屋の景色が広がる事になります。

こちらは輪島市の別の市営のスポーツ広場の応急仮設住宅団地です。

全木協では最も早く着工した団地で手前から既に完成しておりました。

板張りの外壁に瓦の屋根は完成後の街並み景観を配慮した仕様だと聞いております。

来週にはすべて完成予定です。

大工さんら職人さんは次の団地へ移動していく事になります。

こちらは輪島市中心部に近い小学校のグランドの現場です。

整然とならんだ長屋建てが順序良く着工しておりました。

基礎の下は床断熱仕様です。

輪島市の気候風土を考慮した基礎断熱は充分な厚みのある高性能ポリスチレンフォームが使われております。

界壁の下にも基礎があるので音対策も十分ですね。

プレハブ協会さんのプレハブ住宅の応急仮設住宅も見て参りました。

早朝から作業をされている職人さんもおりました。

被災者の皆さんへ一日も早い完成を目指すのはどの団体も同じです。

現場を担う皆さんには頭の下がる思いです。

別の小学校のグランドはトレーラーハウスの仮設住宅が供与され入居されておりました。

お会いする方それぞれに朝の挨拶をしました。

水道がまだ出ないので都度水を汲みに給水所に足を運んでおりました。

コンクリートを始め各資材の確保、作業者の宿泊場所、食事の確保とこれまでの災害の中でも最も困難な状況が続いております。

それでもできるだけ早く入居できるように皆で頑張っております。