先週末は横浜赤レンガ倉庫にて横浜防災フェア2025が行われました。
今期も全木協神奈川県協会(神奈川県木造住宅協会)は神奈川県産木材を使用した木造応急仮設住宅を建設し出展しました。
私は会長として両日説明対応に立ちました。
このフェアの参加は今回で3回目です。
過去2回は2日とも本当に暑い日でしたが、今年はそこそこの暑さに留まってくれたので良かったです。
設営日となった金曜日は台風15号がちょうどきていたので悪天候の中での作業となりました。
作業をしてくれた椎野建築さん、桐ケ谷さんありがとうございました。
今回の躯体の木材には神奈川県産木材のスギノアカネトラカミキリ虫害材を使用しています。
そして同時にこの虫害材について見学者から率直な感想を伺うアンケートも実施しました。
アンケート結果は後日まとめますが、虫害材の利用については意向も含めご理解いただけるようで日本人の環境リテラシーの高さに誇らしさを感じました。
もちろん構造材として利用に適するものだけを使い、また金物工法などでは使用せず嵌合接合となる在来軸組工法で使用することなど設計者や施工側に徹底する必要がありますね。
この防災フェアは親子連れが沢山訪れます。
応急仮設住宅前には神奈川県産のヒノキチップをプレゼント用に用意しました。
皆さん香りを楽しみに集まりお持ち帰りされておりました。
余すことなく使える木材ならではです。
この五感での体験を通じて木に対する理解を伝えていきたいですね。
日曜日は我が家の子供たちも来場してお勉強やスタンプラリー、ブース展示の手伝いなどをしてくれました。
神奈川県建築安全協会の補助事業も利用させていただき今回の出展を行いました。
被災地の状況、災害時の対応の流れ、応急仮設住宅の種類(公営住宅、民間賃貸住宅、建設型)なども来場された方にも説明しました。
木造に興味がある建築学生さんにもたくさんお話しました。
皆様大変お疲れ様でした!