インスペクションの実技講習

昨日は丸一日をかけて、社員研修会を行いました。大阪で住宅検査などお客様へのサービスを専門に行っている建築士事務所、南勝の印南社長を講師にお招きして、既存住宅のインスペクションについて実技を含め勉強です。

印南さんの会社には昨年度日経ホームビルダーの特集記事で訪問させていただきました。そのご縁でこちらにお越しいただいて講習を依頼しました。

また、印南さんは近畿圏不動産流通活性化協議会の事務局もなされており、この協議会は「ワンステート」と銘打った流れで、国交省の不動産流通市場活性化の流通促進事業採択をされております。午前中は座学で、ガイドラインや検査基準などについて学びました。

社員全員が同じ水準で検査ができるようにしていきます。また、現況の診断、不具合の特定、改修提案など一緒にお話をするとお客様の混乱してしまいますので、どの立場でお話をするのか、私たちの心構えについても良くレクチャーを受けました。
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午後からは弊社モデルハウス「かながわ200年の家」を利用して、実際に検査住宅に訪れた時の検査方法について学びました。

実際の検査器具などの使い方から不具合がある場合の音の違い、計測方法のポイントなど、沢山のノウハウが印南さんに詰まっているのを教えてもらえました!
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堤主任がクラックスケールでクラックの幅を計っております。ひび割れ自体が問題ではなく、ひび割れから侵入する空気や水が建物に悪影響を及ぼします。
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外で実際に計測をしていきます。この他にも鉄筋探索機やレーザーレベルなども使いました。

見よう見まねから、しっかりと学ぶことで皆自信を持って今後の調査業務を行うことができます。印南さん、ありがとうございました!
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