200年住宅第一号完成

昨日は青木工務店の作る200年住宅第一号が完成し、完成現場見学会の実施となりました。

年末も差し迫ったこの時期にもかかわらず、多くの方にご来場頂いたことに心より感謝致します。

こちらの建物は建物そのものだけではなく、その背景に多くのドラマを抱えています。

特にお客様の要望は、

  1. ご子息の友人である石倉大工に出来るだけつくってもらうこと。
  2. 今までに家にあった優良古材を出来るだけ使用すること。

何れの要望も他に変えがたいオンリーワンです。
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大きな吹き抜け空間に浮かぶ信州赤松のタイコ梁。火打ちの変わりに見えないところで水平剛性が取れる金物ですっきりとした空間となっている
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北側の大きな窓は意外なほど明るい。手前のカウンターには在庫のラオス杉を使用。無垢材とは思えない木目。
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和室の天井には以前の家に使われていた鏡板を再利用。ご親戚の家にもこの材料が使われているという。少なく見積もっても80年前。当時は帯のこは無いので大木を木挽きでゆっくりと挽かれたのだろう。
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この雪見障子、欄間障子も再利用。雪見障子の腰板も天井の材料が使われていたそうだ。
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濡れ縁からLDまで一本で伸びる丸太の長さは8M。これも以前の建物の再利用材。
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二時間ほど床暖房、エアコンを入れて壁・天井の温度を測定。20度を超えたところで全ての暖房をオフ。これで高断熱高気密は快適な室温をキープする。温まった躯体から輻射熱が発せられるのだ。

100年の歩み(1995年~)

広域認定職業訓練校 木工技能育英会「番匠塾」 (1995年開設)

番匠塾とは・・・
「このままでは大工技能を引き継ぐ若者がいなくなる」と、首都圏の工務店5社が集まって設立した、広域認定職業訓練校です。

番匠塾では、若い大工の卵たちが、一人前の職人となるために技能を身に付けるとともに、これからの住宅産業の担い手として、広範な知識を習得するため、勉強をしています。

青木工務店では、番匠塾で、新しい人材の育成に取り組んでいます。

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」