建築基準法では、居室などに自然光で明るさを確保するため、部屋の床面積あたりに一定の計算式で採光を確保する必要があります。
写真は都内を歩いていて見かけた建物です。全ての階の窓が西面に大きく空いています。転落防止のために手摺も見えます。
一定の計算式とは、境界と建物の距離、軒先から窓の中心距離、窓の大きさで算出されます。
恐らく、2階、1階の採光が厳しかったのでしょう。でも実際は隣地西側は空地となっていて、自然光は申し分無いはずです。もちろん、いずれ空地が無くなり建物が建てば状況はかわるのですが。
これでは夏場はもちろん、冬場でも室内はオーバーヒートをしてしまいそうです。一律とした決まりの限界を感じます。
まだ梅雨入りしないでほしいです
土を見る②
住まいのコンシェルジュ 第235回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「土を見る②」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は「家の周り①」についてお話しいたします。暮らしは家ばかりに注目をしがちですが、家の周りにもパッシブ要素を組み入れてさまざまな工夫で住まいはより快適になります。次回もお楽しみに。
薪でお風呂を沸かす
多摩区Y邸ご契約
浜松サン工房さん見学
昨日は午後から企画設計部、建築部全員で車に乗って浜松のサン工房さんを見学させていただきました。3月に竣工した新しい会社施設「資料館」を特別に見せていただきました。
まっすぐな通りから大屋根の一文字瓦が美しい外観です。通りの別方向からは木の架構が美しく見え、別の表情ももっております。
サン工房の松井社長は、普段から全国の工務店ネットワークJBNの活動においても良くお会いしている業界の大先輩です。今回もそんなご縁で無理を言って見学をさせていただきました。
私たちはサン工房さんをプロ集団と呼びます。社員ひとりひとりの意識が高く、その波及効果は協力業者をはじめ様々なうねりを造ります。その中心にいるのが松井社長です。ONとOFFが徹底していて素敵な方です。今回も松井社長の渾身の作品に仕上がっております。
空間に入った時の印象、さりげなく緻密に計算されたディティール。あえて木を隠す、見せるのポイントはとても参考になります。
初めて訪れる社員も多かったので、別の施設「ギャラリー」と「アトリエ」も案内していただけました。
意識と現場力の重要性を特に強調してお話しいただきました。更に進化を続けているサン工房さん。今回も沢山の学びをいただきました。松井社長、スタッフの皆様、お忙しいところ誠にありがとうございました。
土を見る①
住まいのコンシェルジュ 第234回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「土を見る①」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回も引き続き「土を見る②」についてお話しいたします。次回もお楽しみに。
床下点検ロボットmoogle
杉並区B邸上棟!
横須賀市N邸上棟!
JBN中古流通ワーキンググループ2回目
昨日はお昼前から都内の研修会や委員会に出席でした。15:00からのJBN中古流通ワーキンググループは第2回目です。地域工務店を主体としたJBNがこれから活性化する中古流通で今後どのようにかかわれるのか、研究しております。
今回は株式会社価値総合研究所の小沢さんにお越しいただきました。価値総合研究所は日本政策投資銀行グループの研究機関です。国土交通省が不動産流通市場の活性化を具体的に検討する場として「不動産流通市場活性化フォーラム」を設置しましたが、昨年度はこのフォーラムの事務局をなされていた組織です(今年度は現在事務局公募中)。前年度の取り組みから私たちもヒントを得ます。
同業界異業種のお話は知らないことも多くとても刺激的です。このWGでは現場でお客様とも多く接するものとして、お客さまの感覚と、家づくりのプロとしての視線を意識して、俯瞰的に考えるようにしております。
第1回目の様子は、日経ホームビルダーの記事に掲載予定です。今後も連載で掲載されるとのことで詳しくは是非記事を見てみてくださいね。
木材料ポイント続報②
住まいのコンシェルジュ 第233回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「木材料ポイント続報②」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。
次回は趣向を変えて「土を見る①」についてお話しいたします。建物を支えるのは地盤、それを構成する土について少し考えてみましょう。次回もお楽しみに。