「インフォメーション」カテゴリーアーカイブ

リノベーションリフォーム杉並区K邸竣工

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杉並区で工事中のK邸が本日竣工・お引渡しを行いました。K邸は今話題のリノベーションリフォームです。築30年以上の建物を古いままに購入し、蘇えらせることになりました。外壁の塗り替えはもちろん、屋根も葺き替えました。そして、窓サッシもほとんどの窓をペアガラスのサッシに交換しました。
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所々に雨漏りの跡があったので躯体への影響が心配されましたが、主要な部分を解体して確認したところ問題はありませんでした。そして思い切って間取りなどを使いやすく変えました。どうしても撤去できない柱はアクセント色を付けて残しました。
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キッチンからリビングへ間仕切りを兼ねた造作収納です。入口建具とも絡むのでそれなりに高度な造作家具になっておりましたが上手に納まっております。この様に少しの「抜け」があるだけで空間に余裕が生まれます。
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2階も大きな空間となり、気持ちの良い部屋へと生まれ変わりました。
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天井までの大きな引き戸で空間を仕切ります。ライフステージごとに可変性が生まれ、より長く住まうことができます。

青木工務店合同研修会・安全大会

昨日は相模大野のセンチュリーホテルにて、毎年恒例の合同研修会・全然大会が行われました。
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青木工務店では、社員、大工、協力業者と皆集まる機会が新年会とこの合同研修会となります。ずれがちなベクトルを合わせる機会なのでとても重要な行事です。安全に対する意識、特に減らない転落事故防止と、これからの季節に発生する熱中症対策に重点を置いて対策と予防を紹介いたしました。
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今回の基調講演には、日経BP社の安達さんにお越しいただきました。安達さんはリフォームトータルプランの委員会など事務局を担当されておりこの分野の第一人者です。また、私的な勉強会でも色々な事を教えていただいております。今回のテーマは「既存住宅を動かせ!」です。青木工務店が次に向かうのは正にこの分野。その導入として背景から消費者ニーズまでバックデータを基に迫力ある講演となりました。聴いている皆さんも真剣でした。安達さん、本当にありがとうございました。
私は特にこの業界のものとして恥ずかしい思いをしているのは、国民が行った住宅投資を無駄にしてこの業界が成り立っていたことです。具体的には1980年から600兆円余りのお金が住宅に投資されていたにもかかわらず、実際には100兆円ほどの資産しかストックされていない現実。500兆円も30年に渡って捨てていたのかと思うといたたまれない思いです。しっかりと作り、しっかりと守る。これからの工務店の責務であると考えます。
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安全大会の締めは、ISO管理責任者でもある山田課長の基本契約書更新手続きとなります。また1年よろしくお願いいたします。
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優秀者表彰は、社員からは浅見主任、大工からは村木棟梁(代理村木父)、協力業者からは竹内塗装さんとなりました。それぞれが模範となる所を多く持っています。そんな仲間と仕事ができることが有り難いことなのです。
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住宅ローンを考えている方、必見!

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住宅ローンなどいつも色々な事を教えていただいている住宅ローンの専門家、ホームローンドクターの淡河(オゴウ)さんの新刊が好評発売中です。
これまで消費者向け、ハウスビルダー向けと何冊も出版されておりますが、これは一般消費者向けとなります。とはいえ、パラリと中を覗くと私たちもとても参考になる内容です。
私もこれから読みます。皆様も是非書店やAmazonで買ってみて下さい。感想は後日アップします‼

住宅のゼロ・エネルギー化推進事業

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昨日は朝から都内へ。今年度行われる住宅のゼロ・エネルギー化推進事業の説明会に参加をしてまいりました。弊社では昨年度も公募申し込みを行い、現在工事中の神奈川区A邸で事業対象の住宅を施工中です。
定められた計算式に基づく方法でゼロ・エネルギーとされた住宅が対象となり、最大で165万円の補助が施主であるお客様に支給されます。今期は、建物の外被性能(いわゆる断熱性能)の重視を行い、太陽光発電ばかり多く載せてゼロエネルギーを達成する建物は避けられる傾向にあるようです。その点は私も共感するところです。
開催時間が変更になったり、HPの不備があったりと準備はバタバタのようです。事務局は一般社団法人環境共生住宅推進協議会が行っております。
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説明会の後は、銀座松屋に移動しました。JBNとのコラボをさせていただいている、マミフラワーデザインスクールさんの展示会、マミフラワーデザイン展2013を見学です。
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昨年は新宿高島屋にて行われましたが、今年も本当に多くの人が来られております。フラワーデザイン、フラワーアレンジの自由な発想でとても豊かな気持ちにさせていただきました。
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先週から行われておりましたが、本日5月28日まで行われております。是非ご見学下さい。

会社のストックヤードにて

工事中の住宅にどんな材料を使おうか、あれこれと考える事は楽しいものです。お値打ち品、高級品と色々とありますが、お客様が喜んでいただけるならば積極的に会社のストックヤードにある無垢の材料を使用したいです。
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これは中国の松材、鉄杉という材料です。ご提案として横須賀市N邸の敷台として使用したいと思います。
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無垢材なので木目や木味がプリントしたものとは違います。この揺らぎ具合がまた良いですね。

法令の採光要件

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建築基準法では、居室などに自然光で明るさを確保するため、部屋の床面積あたりに一定の計算式で採光を確保する必要があります。
写真は都内を歩いていて見かけた建物です。全ての階の窓が西面に大きく空いています。転落防止のために手摺も見えます。
一定の計算式とは、境界と建物の距離、軒先から窓の中心距離、窓の大きさで算出されます。
恐らく、2階、1階の採光が厳しかったのでしょう。でも実際は隣地西側は空地となっていて、自然光は申し分無いはずです。もちろん、いずれ空地が無くなり建物が建てば状況はかわるのですが。
これでは夏場はもちろん、冬場でも室内はオーバーヒートをしてしまいそうです。一律とした決まりの限界を感じます。

まだ梅雨入りしないでほしいです

今朝は初夏のような暑い日になりましたね。風が爽やかで気持ち良いです。
しかし、ゴールデンウィークに旅行に行っていた沖縄地域はすでに梅雨入り。来週には九州も梅雨入りと言われております。神奈川県も週間予報では傘マークがちらほらと出始めております。外壁塗り替え工事、屋根工事、擁壁工事と足場をかけている外がらみの仕事は沢山あります。
まだ関東の梅雨入りはもう少し待ってもらいたいものです。

薪でお風呂を沸かす

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お打ち合わせをしているお客様宅では、今でも薪でお風呂を沸かしていらっしゃいます。
スイッチポンでお湯を沸かせる時代に、さぞかし大変なのだと思いますが、庭木の枝葉の処分もでき、もちろん化石エネルギーも不使用なので最高にエコロジーと言えます。
私もこのつくりの風呂釜は造ったことがありませんので興味津々でした。

多摩区Y邸ご契約

本日は先週地鎮祭を執り行いました多摩区Y邸の工事契約でした。
設計監理はアトリエKUKAAの大久保さん。大久保さんはi+i設計事務所の飯塚さんの下で実務を重ね、独立されました。新事務所として本格的な最初の建物という事もあり、気合いがみなぎっております。
外皮断熱性の他、火災保険料が大幅割引となる省令準耐火構造など青木工務店としても応援しています。
皆の知恵とアイディアが結集して完成するのが注文住宅で、そこが大量生産の量産型住宅と大きな違いです。ご自宅にあった模型をみながら、そんな事を考えました。Y邸が完成していく様子を楽しみにしてます。

浜松サン工房さん見学

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昨日は午後から企画設計部、建築部全員で車に乗って浜松のサン工房さんを見学させていただきました。3月に竣工した新しい会社施設「資料館」を特別に見せていただきました。
まっすぐな通りから大屋根の一文字瓦が美しい外観です。通りの別方向からは木の架構が美しく見え、別の表情ももっております。
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サン工房の松井社長は、普段から全国の工務店ネットワークJBNの活動においても良くお会いしている業界の大先輩です。今回もそんなご縁で無理を言って見学をさせていただきました。
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私たちはサン工房さんをプロ集団と呼びます。社員ひとりひとりの意識が高く、その波及効果は協力業者をはじめ様々なうねりを造ります。その中心にいるのが松井社長です。ONとOFFが徹底していて素敵な方です。今回も松井社長の渾身の作品に仕上がっております。
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空間に入った時の印象、さりげなく緻密に計算されたディティール。あえて木を隠す、見せるのポイントはとても参考になります。
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初めて訪れる社員も多かったので、別の施設「ギャラリー」と「アトリエ」も案内していただけました。
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意識と現場力の重要性を特に強調してお話しいただきました。更に進化を続けているサン工房さん。今回も沢山の学びをいただきました。松井社長、スタッフの皆様、お忙しいところ誠にありがとうございました。

床下点検ロボットmoogle

先日、ハウスメーカーさんで開発された床下点検ロボット、moogleの実機を見せていただきました。
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床下25センチまでの高さならば通れる高さです。段差も20センチまでは乗り越えられます。LED照明とカメラで床下の様子をリビングに居ながらリアルタイムで見る事ができます。
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画面はノートパソコン、操作はゲームのコントローラみたいなものです。ラジコンみたいで面白いです。
とても高価なので半端に導入は出来ませんが、工務店で共同採用という事は考えられそうです。
また違った利用方法、発展的なアイディアも浮かびました。

杉並区B邸上棟!

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昨日は杉並区B邸が上棟いたしました。
都内の住宅地らしい、大きかった整形敷地が分解されて新しい住宅用の宅地として生まれ変わっております。
その中で私道を介して専用通路奥の旗竿状の地形という環境を巧みに考慮して計画がなされております。
設計監理はi+i設計事務所の飯塚さんです。適度な籠り感もある計画とのこと。完成が楽しみです。B様、おめでとうございます。