水曜日は希望が丘にあるポリテクノセンターにて、全木協神奈川県協会主催による木造応急仮設建設講習会が行われました。
4年前の1月に、横須賀市の久里浜公園で開催して以来です。あれからも日本各地で災害が起こっております。
これまでの準備の成果と到達点を確認する上でも実施の意義があります。
先ずは会長の山田建設山田社長のご挨拶でスタート。
受講者は総勢100名を超えました。県内の大工・工務店に加え、行政からも参加を数名いただきました。青木工務店もスタッフと大工と参加できるものは皆参加をしています。
今回の参加者は実際の被災時は各所のリーダーとして活躍してもらうように考えております。
午前の座学は熊本地震関連のビデオと事務局の高橋さん、住宅部長の田村さん、そして私からお話をさせていただきました。
また特別講師で西日本豪雨災害で応急仮設住宅を手掛けた、広島県の橋本建設橋本社長にお越しいただきました。始発から駆けつけてくれて本当にありがとうございます。
午後の建設講習では、神奈川県住宅計画課の羽太課長よりご来賓代表のご挨拶をいただきました。午後の講習では市町村関係者の視察がより増えておりました。
建設自体は普段の住宅の仕事で手慣れたものです。
施工の取り合いや勘違いしてしまいやすい箇所を中心に、説明で途中作業をとめながら行いました。
ユニットバス下の断熱施工は別にモデルをつくり、杭と断熱の取り合いなども確認しながら進めました。
また壁と床の断熱施工や界壁と来年技術指針が示される界天井の予告まで口頭で説明しました。最後は垂木まで施工して、完成です。
桝は作業をした大工さんたちと一緒に撮影。被災時は彼らが大工の職長・リーダーとして各団地の大工施工を引っ張る様になります。
そして、見学者を含めた全員でも記念写真をとりました。今回の講習の感想は皆さん口々に良かったと言ってもらえました。準備をした苦労が報われます。コツコツと真面目に準備をして、しっかりと有事に活躍ができるように皆で頑張っていきましょう!