電気自動車のバッテリーマネジメント

8月23日のこのブログでは電気自動車の充電について取り上げておりましたが、車雑誌の情報で気になった記事がありましたので少し紹介します。

電気自動車の事でもっとも気になるのがバッテリーの寿命だと思います。

一般的に充電の電池は溜めた電気をほとんど使い切ってから充電する方が寿命は長くなり(完全に使い切らない方が良い)ちょこちょこ足して充電するのはバッテリーの寿命を短くします。

また一般的に通常充電の方が寿命を長くなり急速充電の方が短くなります。

充電の時の熱が問題なのでしょう。

ところで記事に紹介されていたのがアメリカの専門機関でテスラ車を比較したもの。

テスラは他社の電気自動車と比較してバッテリーの寿命が長いと言われていますが、記事ではテスラの2つのモデルで通常充電1・急速充電9と通常充電9・急速充電1で2000日間のバッテリーの劣化を比較したものでした。

どちらも12%ほどの劣化が進みましたが、充電方法に差がなかったという結果でした。

つまり、バッテリーの寿命に対して使用者は充電方法を気にしなくて良いという事です。

テスラ車は電池の隙間に冷却水を流す仕組みや充電前にあらかじめバッテリー温度を最適化する様になっているなど他社と比べて充電におけるバッテリーマネジメントを精密化している事が功を奏していると結んでおりました。

これだけ見ると電気自動車はテスラ推しになってしまいますね!

住宅の駐車場近くには普段から電気自動車用のコンセントをつけるようになりましたが、今後は車種によっての進め方が変わってきそうです。