15日水曜日は午前中はJBN政策調査委員会、午後からは次世代の会で一日都内におりました。今回の次世代の会のテーマはハードな内容で、災害時の対策と施工不具合による事故事例でした。
先ずは東日本大震災から応急仮設住宅、原発による影響まで、多くの経験をした福島エコビレッジの和田桃介さんからお話を伺いました。
次世代の会は全国各地から集まっているので災害への危機意識は地域によって大きく異なります。震災リスクの高い神奈川県にあるので私は災害時の安否確認システム、発電機、備蓄など出来るところからの準備を進めておりますが、まだまだ十分とは言えません。更に、災害発生以降の資金繰りといったお金の問題を気にしはじめると途方もないことになります。真剣に考える時間となりました。
瑕疵担保保険の事故事例は住宅保証機構の芝さんからお話を戴きました。またそれに合わせて裁判事例なども紹介がありました。施工の不具合の結果、どうなったのかを知ることでより精度の高い施工を心がけることになります。以前は地盤による事故が一定割合に多かったと聞きますが、地盤に対する意識の高まりとともに事故は大幅に減っているそうです。一方で外壁からの雨漏り事故は増える一方とのことでポイントの視点が変わっているようでした。浴室のシロアリ被害もユニットバス化とともに減っていることを業者さんからも聞いておりますが、一方で玄関の事故が増えているそうです。以前社内でもこのような勉強会を何度も行いましたが、近々の傾向を踏まえてまた行う様にします。