先週の水曜日から3日間東京ビックサイトで行われていたジャパンホームショーに、私は初日に行って参りました。行く前に調べたいことを準備して臨みました。
神代杉というものは皆さんご存知でしょうか。立木のまま火山灰に埋まってしまい、灰色の独特の色と木味を持つ銘木をいいます。その神代調の色を再現する塗装技術の紹介がありました。
木の経年劣化のような雰囲気。塗装下地で木目が綺麗に出ます、ということでした。私は色を入れずこのままの灰色が一番綺麗に感じます。
続いて制振金物の視察。あれこれと出ている中の一つです。金物の摩擦で制震性を持たせる新商品です。まだまだ認定が間に合っていないものがあるようですが、施工性の良さが光ります。
制振金物も種類が色々とありますがそれぞれ一長一短があります。特性を示す曲線など資料を取り寄せて比較検討を続けます。
こちらは非常にコンパクトな電子錠です。色々な用途が考えられます。
滋賀県から来られていた檜皮葺きの展示です。職人さんが檜皮をつくる様子も興味深く見学しました。
竹釘などで留めつけていきます。伝統技術の継承は私たちの大きな課題です。是非採用してみたいです。
こちらは中大規模木造用の金物です。JIS A3301に規定されている金物となります。
カネシンさんのブースでは、PWAの活動にご協力していただいているご担当の方と偶然お会いして色々な情報交換をさせていただきました。
私も大好きなペレットストーブです。こちらの業界の理事の方とお会いすることができ貴重な情報を得られました。ペレットストーブも次回改定予定の一次消費エネルギー量算定プログラムの仕様に乗るそうです。そうすれば換気ファン程度の消費電気なのでエアコン以上の環境性が認めらることになるでしょう。それは楽しみです。
その他いろいろと有用な情報を得られました。実りの多いジャパンホームショーとなりました!