あれから6年

東日本大震災から今日で6年となります。
振り返ればあっという間でもあり、廻りを見渡せば多くの変化もあった期間でした。家族のありがたみは言うまでもありません。

震災前から私の身近に起こった出来事の影響で、震災後もかなり冷静に過ごしていたと思います。日本全体も必死だったと思います、、、。
しかし、6年が経って今はどうなのでしょう。歪んだ部分や調子に乗ってしまっている部分が露呈されていると憤りと悲しさを感じてしまいます。なんでしょう、また同じ様な事を繰り返してしまうのでしょうか、、、。昨年、福島の仲間の工務店さんの言葉が心に刺さり続けています。

私は会社や協力業者のみなさんと意識共有を高めて技術を磨いて、積み上げた知識を伝えられる技能と経験に昇華させ、社業を通じて信じた事をしっかりとお客様にお届けしたいと思います。違和感のある事はお客様にはできません。耐震性はもちろん、資産価値やライフマネー、快適で健康な省エネ。暮らしのベースとなる住宅は、新たなステージに入っております。新たに気を引き締めて迎えました。

JBN全国大会in福島

住まいのコンシェルジュの収録

月曜日と木曜日のお昼に、FMやまとさんで放送していただいている「住まいのコンシェルジュ」の収録の裏側を少しご紹介します。昨年からFMやまとさんはお引越ししているので、お引越し先の「シリウス」のでスタジオで収録をしております。スターバックスコーヒーの隣にひっそりと入り口ドアがあります(相方の石上さんがあやしいですね汗)。

入口はセキュリティーが厳重です。非接触型のカードで扉が開きます。 続きを読む 住まいのコンシェルジュの収録

耐震補強③

住まいのコンシェルジュ 第626回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「耐震補強③」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回も引き続き「耐震補強④」についてお話しいたします。次回もお楽しみに!

識別した既存住宅の名称が決まりました

先月28日に、国交省からインスペクションなど基礎的な要件を備えた、既存住宅流通における住宅の識別がされた住宅の名称が決まりました。

その名は「安心R住宅」

リユースやリフォーム、リノベーションなどのRということです。

安心R住宅はインスペクションの他、履歴情報、新耐震基準も必須となります。そこまできたら、中古売買瑕疵保険まであと一歩ですね。事業者団体(一般社団法人)の登録制度を行い、それぞれがしっかりとルールを定め、国交省の認定マークを付けて行くようです。

これまで青木工務店が準備していたことがそのまま制度に乗っかりそうです。JBNも直ぐに専門委員会等を設置して、登録団体として動き出すでしょう。これから既存住宅の差別化がなされて、住まい手が安物買いの銭失いとならないように安心して既存住宅を購入できる目安がようやく定まりそうです!良質な住宅をしっかりとメンテナンスして、住み継がれる日本の住宅に変わっていきます!

大田区F邸設計委託業務契約!

土曜日は午後から電車移動。大田区F邸の設計委託契約の締結を行いました。
F様とは数年前にお会いしておりましたが、昨年の暮れからプロジェクトが本格的に始まりました。青木工務店の施工現場等を見学していただいて、選んでいただけたこと誠にありがとうございます。
F邸は地域材利用の長期優良住宅、JTI(移住住み替え支援機構)のマイホーム借り上げ制度がいつでも使える適合住宅を省令準耐火構造で仕上げて参ります。
写真は太陽の位置がわかるアプリです。太陽高度が一番低い、冬至のこの数時間の太陽は取り入れられるように計画を考えておりました。

今年の青木工務店はなぜか都内が多いような気がします(笑)。F様、引き続きよろしくお願いいたします。

耐震補強②

住まいのコンシェルジュ 第625回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「耐震補強②」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回も引き続き「耐震補強③」についてお話しします。次回もお楽しみに!

かながわ県産木材を愛ぼう

28日火曜日は朝から夕方まで、本厚木駅近くの神奈川県森林組合連合会の会議室でした。かながわ森林・林材業活性化協議会内に設置している、県産木材認証制度検討部会(午前)とかながわブランド県産木材品質認証部会(午後)に出席です。午前の検討部会には、これまで認証工務店代表として南足柄市の工務店、神工舎の田代さんが出席されておりましたが、昨年後継者がいないということで残念ながら廃業されたので今回から私がご指名いただき出席となりました。

製材所の生産体制(設備、人員、資格など)を提出された書類でチェックし、再認証や新規認証を行っていきます。皆さん真剣に確認をしておりました。 続きを読む かながわ県産木材を愛ぼう

大階段の大きな雛飾り

昨日は座間神社さんで行われているひな祭りイベントに行って参りました。境内まで上がる長い階段を利用した雛飾りです。これだけ多いと、すごい迫力です。お祓いなどで奉納されるひな人形をリユースしたこの計画を伺った時に、私は鳥肌が立ったことを思い出します。

お金をかけるだけのイベントではないこと、お炊き上げされるだけよりも新たな役割を人形たちが与えられたことに、座間神社さんの高い理念を感じました。感銘したことで青木工務店ではひな壇用の赤い布でお手伝いさせていただきました。

上から眺めても、これはまたすごい迫力です。階段はこの時だけは一方通行で、皆さん登りながら眺めておりました。 続きを読む 大階段の大きな雛飾り

太陽熱暖房

太陽のエネルギーを1番効率良く使う事は、「熱」として使う事です。自然エネルギー利用では常識ですが、使い勝手と広告パワーで太陽エネルギー利用=太陽光発電 と認識されがちですね。
月曜日は午後から、ある方からの推薦で太陽熱暖房の新しいシステムである「びおソーラー」の説明会に参加しておりました。当時配られたマニュアルなど、イラストが多くキャラクターの絵もかわいいエンドユーザー向けのようなものでした

仕組みはイラストで。屋根の上に載せた集熱器で温められた空気を 続きを読む 太陽熱暖房

耐震補強①

住まいのコンシェルジュ 第624回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「耐震補強①」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回も引き続き「耐震補強②」についてお話しいたします。次回もお楽しみに!

震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会

先週の金曜日は朝から神奈川県民ホールにて、震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会に参加をしておりました。

テキストを持っている方は持参下さいと事務局さんからの案内があったので持って来たら、改定されておりました、、、。重いです。

前回は2011年7月に受講していたのでもう6年前なのですね。東日本大震災直後でした。

今回はテキストが構造別に3冊に分かれ、鉄筋コンクリート、鉄骨、木造となっております。

前回のテキストです。本書と別冊となっておりました。それでもそれなりの厚みがあったのです。 続きを読む 震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会

大和市T邸地鎮祭

日曜日は大和市T邸の地鎮祭が執り行なわれました。青空が気持ち良いです。

T邸は地域材を構造材、外壁材に使用した長期優良住宅です。そして、昨年から準備をしていた今後の青木工務店の家の標準スペックを想定した高性能住宅でもあります。新しい設計ソフトをフル活用!

でも、あくまで数値を前に出さず、気持ち良い空間と暮らしやすく愛着が湧く住まいです。ビルマチークのフローリングも使用予定です(もちろん国産材ではないです笑笑)。

大切に創り、お引渡ししたいと思います。T様、引き続きよろしくお願いします!

神奈川県大和市の青木工務店 品質方針は「社会、地域に必要とされる工務店であり続ける為の魅力ある家作り」